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2006年09月07日

さらら9月7日号発行!
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特集は、結婚をお祝いする側のマネーとマナー。
ご祝儀をいくら包むか迷ったことはありませんか?
また披露宴には呼ばれていないときは、どんな風にお祝いしている?など、
さららが調査しました!
徳島の人の結婚祝いについてのあれこれが明らかに。
聞きたくても聞けなかったマナーについてもこれで解決!


2006年09月04日

9月の連休は「タウン情報トクシマ」で楽しもう! タウトク9月号 好評発売中
tokushima-2006-tautoku9gatu

9月1日に発売になった「月刊タウン情報トクシマ 9月号」
秋にむけてお出かけが楽しくなるその前に!
タウトク読んで行き先を決めよう!

徳島日帰り冒険旅行はもちろん、
お出かけに欠かせないお弁当を売っている
おいしいお弁当屋さん特集も必見です

で、もっともっと徳島のレジャーを楽しむなら! kyujitsu1000
休日計画1000!

どちらも、徳島県内の各スーパー、コンビニ、書店で絶賛発売中!!

2006年09月03日

徳島で雑誌をつくろう そのサン「雑誌を創刊しよう!」
文責=坂東良晃(タウトク編集人)

今回は15歳から25歳までの人に向けて書きます。

ぼくは雑誌をつくってメシを食っている。
これ以外に生きていく方法を知らないし、これしかできない。フリーターを何年間かやっていたので、いろいろな職業は経験したが、やっぱし雑誌をつくることしか自分にはできない。そもそも本をつくって食べていくことなど、できるとは思っていなかった。好きなことを好き勝手にやっているうちに職業になってしまった。
小さい頃から本と雑誌とマンガが大好きだった。友だちがプラモデルやテレビゲームに夢中になっているときに、本と雑誌とマンガばかり読んでいた。保育園に通っていたころから本屋の立ち読み常習犯であった。阿南市の富岡商店街にある、中富書店という本屋さんの前に居座り、新刊マンガが出るとすべて読みあさっていた。昔はコミックスにビニル封がされていなかったので、本屋さんは無料で遊べるパラダイスだった。1日に2時間も3時間も立ち読みし、足が疲れると店の前の道路に寝転がって立ち読み(寝読み)をしていた・・・らしい。
日が暮れかけると川向こうの製パン工場に勤める祖母が帰ってくる。祖母はパン工場から出たパンくずをビニル袋いっぱいにつめて、桑野川に架かった橋を渡って帰ってくる。「今日は何のパンが食べれるんかなぁ」と餓えた腹をさすりながら、長い待ち時間を本屋ですごした。本を買った記憶はない。中富書店の方は、よくぞそんなガキを許してくださっていたものである。本当にすみませんでした。今さらながら反省しています。

小学校5年生のとき雑誌のようなものを創刊した。ポルノ小説とポルノ漫画をふんだんに取り入れたポルノ雑誌である。表紙も目次も特集もある、雑誌の基本機能を備えた作品である。タイトルは「週刊エロトピア」だ。それを友だちに回して遊んでいた。貸本料として「当たりバー」という30円のアイスクリームをおごらせていた。次号を読みたいというリクエストにこたえ、何号か発行した。
担任の先生にその一部始終がばれて、「おまえの血には毒液が流れている」と扇情的なお叱りを受けた。独特の言い回しで自分のことを評価されて、ぼくはとても嬉しくなった。デビルマンみたいでカッコイイと有頂天になった。先生はぼくの雑誌をしかめっ面で読んでいたが、後半はニヤニヤしていた。ぼくに観察されていることに気づき、襟を正したが、「ロクでもないが、よくできている」という高い評価をしてくれた。ものわかりのいい先生だったってことだ。
モノを書いて金をもらうという習性は抜けず、中学生になってもポルノ小説を書きつづけた。とくに性的な興味が強かったわけではない。いろんなモノを書いてみたが、同級生が書いた純文学や冒険小説を読みたいという中学生は、どこにも存在しなかった。みんなが喜んで読んでくれるのはポルノ小説。50円ほどの購読料を払ってくれるのもポルノ小説である。読者が求めるものをつくれば読者は喜び、小遣いが増える。その原始体験である。

高校時代は、ラブレターの文面を考える仕事をした。モテない男子に声をかけては、かなわぬ恋に悩む彼の想いを聞き取り調査し、好きな女の子をいかにして彼に振り向かせるかという筋書きを考え、実行した。これは空想上の恋愛小説を書くよりも遥かにスリリングである。ぼくの企画と文章の向こうには生身の人間がいる。そして、恋愛感情という人間にとってもっとも大切な部分を動かせるかどうかという大チャレンジなわけである。自分の企画力と文章力が実戦で試されるのだ。REALな世界だ。ぼくの恋愛企画は勝率3割3分くらいの結果をたたき出したが、それが優秀な数字かイマイチな結果なのかは今でもわからない。

高校を卒業して働き始めた出版社で、ぼくはプロフェッショナル中のプロフェッショナルと言える編集者に出会うことができた。それは本当に幸せなことだっだ。この話は長くなりそうなので、また今度しよう。



ある情報を大量に他の人に伝える媒体(メディア)として、雑誌はとてもおもしろい。
おもしろい理由はいろいろある。ぼくがいちばん気に入っているのは、創業するときに目ン玉飛び出すほどのお金はかからないという点だ。といっても数百万円は必要だけど、20坪くらいの服屋さんや雑貨屋さんやカフェなどのお店を出すことを考えると、同じくらいの金銭的リスクで雑誌は創刊できる。大金がかかるなら、いたずらに他人におすすめしてはいけないと思うが、「なんかおもっしょい店やらん?」くらいのノリでは、おすすめできる。もちろん失敗したら数百万円は失くなるけど。でも、それだってお店やるのと同じ。

いわゆるメディア業と呼ばれる産業のなかで、このような格安の資金でスタートできるのはインターネット以外には雑誌しか見当たらない。たとえば新聞を作ろうとしたら、新聞輪転機という化け物級の印刷機が必要である。自前で購入すれば億の1ケタ単位ではすまない。報道記事を書ける優秀な記者を集めるためには、1年間で人数×1千万円程度の人件費を払えるメドを立てなければならない。大量の用紙の仕入先を確保し、朝3時から配達をしてくれる販売網を築き、収入源である広告代理店網を確立する。壮絶だ。
テレビやラジオの放送局ならさらに巨大な資本が必要である。放送設備をゼロから整えようとするなら、田畑山林をいくら担保に入れても足りない。 それ以前に「放送法」の制限により、新たに地上波放送局を作るなんてことはほぼムリに等しい。

一方で雑誌は、自前で設備をもつ必要がほとんどない。印刷機は外部の印刷所のものを使えばいいし、製本機は製本所に立派なのがある。料金を払って貸してもらえばいい。編集部内にも高額な機械類は必要がない。最低限そろえたいのは、パソコン、カメラ、電話、プリンタ、コピー機であるが、そこそこ動くものであれば問題ない。撮影機材なんか高いんじゃないの?と思われるかも知れないが、大衆雑誌を印刷する場合、3万円クラスのデジカメで撮った写真と、20万円クラスの一眼レフカメラで、印刷面のクオリティに大きな差がでるわけではない。
美術書や企業パンフレットを作るのではなく、一般向けの大衆雑誌なら最低限の撮影機材でよいのである。だからお金はかからない。それでも、創刊から数回分の印刷・製本代金と人件費と設備費あわせて800万円くらい用意しておくに越したことはない。

「コスト安のメディアだから」という理由ならば、そんなに自己資金が必要な雑誌じゃなくて、インターネット上にサイトを開き、そこにコンテンツを展開すればいいんじゃないか?という考え方もある。ぼくもそう思う。より金がかからずに、より表現の制限がない方が、大衆メディアとしては本筋だ。アイデアしだいでインターネットは、強力な大衆メディアに、商業メディアに、民主主義メディアになる。改めて説明の必要もないほどに、すでになっている。
それでもぼくはインターネット上で何かを企てていこうという気にならない。
速報性があり、低コストで運営でき、言論自由なインターネットの世界を選択せず、雑誌をつくって生きている理由は、要するに好きだから、という以外にないことに行き当たってしまう。雑誌というメディアの優位性を論拠だてようとしても、いずれも論が弱い。最終的には儲けようが儲けまいが、誉められようが貶されようが、けっきょく雑誌を作ること以外にやりたいことがないから雑誌をつくっている、としか言えない。

雑誌は意外に簡単に作れる。ぼくはそのことを若いみんなに伝えて、できるだけたくさんの人にこの世界に入ってきてもらえないかと思っている。これから、ぼくなりの雑誌のつくり方についてボチボチ書いていこうと思う。一般教書にあるマニュアルではなくて、アナーキーでよりリアルな方法論だ。
みんなが雑誌をつくりはじめると、商売ガタキをたくさん生んでしまい、ぼくたちのカイシャが潰れてしまったり、自分が職を失くしてしまうかもしれない。それでもぼくはみんなに「雑誌を作ろうぜ!」と言いたい。深い理由はない。「おもしろいのでやろうぜ!」だ。

2006年08月31日

「徳島ウエディング」絶賛発売中
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徳島のウエディング情報が200件以上つまった
「徳島ウエディング」
は、これから結婚を考えている方に向けて様々な結婚情報をお届けいたします。

式場、ジュエリー、衣装、写真館をはじめ、結婚に関わるお店を
テーマごとに紹介するコーナーや、式場を多角的にチェックできる特集もあり。

読者特典や資料請求ハガキもついていて、読むだけでなく使える
「徳島ウエディング」
は、あなたの結婚のお手伝いをいたします!

ただ今、お近くの書店・コンビ二で絶賛発売中です。380円。

2006年08月30日

月刊タウン情報トクシマ9月号
tokushima-2006-tautoku9gatu


月刊タウン情報トクシマ9月号
本日発売!!



徳島日帰り冒険旅行!
まだまだあった無料の遊び場!
あれこれ探してきましたーーー。

おいしいお弁当屋さん
レジャー、運動会にもピッタリ。
手作りあったかお弁当。メニュー表も掲載!

ミス制服グランプリ決定
徳島で一番かわいい女子高生は誰!?
栄冠はあのコのもとに!

男のハダカ祭り200人
サワヤカビーチボーイからムッキムキ筋肉マンまで
興奮しずぎてページがめくれないかも。。。

今月も盛りだくさんの内容をお届けします!

お近くの書店・コンビニ・スーパーで発売中!!
280円です。

2006年08月21日

2006年08月20日

徳島で若者を採用するお悩み その4「テキトーな労使関係」
文責=坂東良晃(タウトク編集人)

ひきつづき高校生の採用試験のお話。
高校生たちは、進路指導の先生と面接の練習をだいぶこなしてきてる。面接のしょっぱな、必死で暗記してきた志望動機や自己紹介を、がんばって朗読しようとする。しかし、当社ではそのような必要はない。あらかじめ用意された立派な言葉にはあまり意味がない。前もって練習してきた内容以外の、その人本来の人間性を知りたいとぼくは思っている。だから、想定問答集どおりの質問はほとんどしない。
ちかごろでは、普通科はおろか、商・工・農などの専門課程の高校生も、多くの人が大学や専門学校に進学するようだ。徳島労働局の報告では、平成3年度には1万1634人の高校卒業生のうち、4252人が就職希望していたが、昨年度は8528人の生徒のうち、就職を希望したのはわずか1529人である。たった15年の間に、「はたらきたい高卒者」は3000人近く減ってしまった。
今年、当社を受けてくれた生徒も、普通科の場合、同級生で就職するのはほんの数人だと言う。
学年でたった1人だけという事例もある。これほどまでに高卒就職は敬遠されているのだろうか。就職する高校生も少なくなったうえに、就職してもすぐ辞職してしまうのが常態となっている。この春に就職した人に聞くと、友達20人のうち19人が夏までに会社を辞めてしまったという。正社員に見切りをつけた彼らは、みなアルバイト、パートとして働くか、家事手伝い、無職のまま10代を過ごす。
ある商業科の生徒に「高校に届いた求人票の中からどうやって企業を選んでんの?」と聞くと、こんな返事である。「できたらラクしたい、遊びたい、と思っているので、そういう会社がないか探します。具体的には、夕方にちゃんと終われる会社。残業があると聞かされたら最悪!って話になります。自分の趣味を仕事にしようという子は、私の周りにはほとんどいませんでした。初任給11万円〜15万円の会社が多いんで、バイトしよう方が儲かるでーと思ってしまう。それに職種もほとんどが事務職か販売職か工場勤務なんで、なんかやりたいと思っとっても仕事を選べんっていうんが現実」。話変わって、4年制の大学生の採用試験。年を追うごとに、学生の劣化ぶりが激しくなっている。
まず基礎知識が大きく欠如している。三権分立とは何か、憲法九条の主旨、国連常任理事国名などなど、答えられないのがあたり前。都道府県の県庁所在地すら知らない。知識レベルで評価すれば中学生以下である。これが小中高大16年間のニッポン教育の成果かかと思えば、暗澹たる気持ちになる。
基礎知識だけではない。対話する能力もない。論理的にモノを考えたり、説明する方法を知らない。自我が強いかわりに、独自の人生観、価値観が育っているのかと言えば、そうでもない。どうして○○学部に進んだんですか?というフツーの質問に答えられる人がほとんどいない。趣味は誰もが同じ金太郎飴。音楽、ダンスに映画鑑賞。まったくどいつもこいつも音楽好き。いやいや音楽なんて誰でも聴くだろう。他になんかおもろい話ないのか?

就職活動するにあたって「覚悟」が感じられる高校生。一方で、進学の延長のような感じでフニャフニャと世間に出ようとしている大学生。70人ばかりが集まった入社試験会場を見渡して、つくづく思う。この会場にいるうち80%の大学生は、大学教育など受ける必要ないんだろうね。じゅうぶん働ける身体をもち、小中高と12年間も基礎教育を施されて、さらに4年間も受けるべき教育って何なんだ?実践的に社会に還元するに足る、医・法・経済・理工学はさておき、文化教養の範疇の大学教育は、もはや今必要ないんじゃないか。
残念ながら、ぼくは大学教育を受けていないので大学教育の現場を見たことがない。したがって正しい批判はできない。しかし長い間働いているので、労働の価値はわかる。労働の価値を理解しようとしないテキトーな人間が、つぎつぎと大学から生産されていることは事実である。

ちなみに当社の大卒向けの採用試験はこんなのです。
□某国からミサイルが発射されたという情報が、ニュース速報で流されました。あと20分であなたの住んでいる街に着弾する、という空襲警報も発令されました。そのミサイルは、ひとつの街を焼け野原にする程度の威力があります。街じゅうのあらゆるサイレンが鳴り始めました。渋滞で道路は麻痺しています。あと20分であなたは何をしますか?
□日本が他の国の武力侵攻を受け、占領されました。あなたの街では、土地や家は没収され、市民は難民キャンプに移動させられました。飢えや渇き・病気から、体力のない老人・子供が徐々に死んでいきます。今からあなたは何をしますか。
□あなたが今、死に床についたと仮定します。自分の人生をふりかえって、満足のいく一生であったか、そうでなかったかを判断する基準は何であると思いますか? (これはトーマス・エジソンが考えた採用試験のパクり)
□あなたは事故で脳を損傷し、目覚めたとき、植物状態となっていました。意識はクリアにありましたが、まばたきする以外、身体のどこも動かせません。枕もとで医師が「現在の医学では、これ以上回復させることはできない」と、家族に説明しています。あなたはどのようにして外部に自分の意思を伝え、そしてこれからの人生を生きていきますか。
□自分の子供(娘)が中学生になり、援助交際をしていることを知りました。小遣いは十分に与え、学校の成績も悪くありません。あなたは、娘に対して、どのように声をかけますか。

これら設問は、受験者の人生観を知るためのものである。平時ではその人間性はわからない。窮地に立ったときどう行動するかで、その人の生き方がわかる。(ま、ペーパーテストでわかることって限られてるけどね)
一方、面接において「尊敬する人は誰?」かを聞くことを、厚生労働省や県行政は禁じている。なぜ聞いてはいけないかというと、「思想・信条、人生観などは、憲法で保障されている個人の自由権に属し、それを採用選考に持ち込むことは、基本的人権を侵す」からである。
厚生労働省からの指導は以下である。
□不適切な質問内容の例
× あなたの信条としている言葉は何ですか。
× 学生運動をどう思いますか。
× あなたの家庭は、何党を支持していますか。
× 労働組合をどう思いますか。
× 政治や政党に関心がありますか。
× 尊敬する人物を言ってください。
× あなたは、自分の生き方についてどう考えていますか。
× あなたは、今の社会をどう思いますか。
× 将来、どんな人になりたいと思いますか。
× あなたは、どんな本を愛読していますか。
× 学校外での加入団体を言ってください。
× あなたの家では、何新聞を読んでいますか。

かつては、左翼思想や労働運動に興味のある学生をはじくために思想調査をする企業があり、また一時露骨に行われていた出生地による就職差別をなくすために、このようなルールが作られたのである。企業からすると、「うるさいサヨク野郎を入れてストライキを扇動したり、賃上げ交渉ばかりされたらかなわん」という意思が働いていたのだろう。
しかしさー、いまどきの高卒学生がマルクスを敬愛し、赤旗を定期購読し「蟹工船」を愛読するわけもない。鎌田慧に憧れ自動車工場に潜入就職したり、秋田明大のアジテーションを研究などしない。(古いね〜)ま、今どきそんなヤツが現れたら、ぼくは三顧の礼をもって迎え入れたいと思う。
お役所が書いた例文のうち半分はブシツケすぎる質問だと認めるが、「今の社会をどう思うか?」「愛読書は何か?」も聞けないんじゃ面接にならない。その人物を、いったいどこで判断するというのか。その人物の人生観に興味をもたず、学生時代の成績や技能、作業適正、身体条件を重視せよというのなら、それは逆に、労働者を「働くマシーン」としてしか見ていないということではないのか。
ぼくは堂々と「尊敬する人は誰?」と聞きたい。それは、その人が目標とする生き方・考え方が、多くの言葉よりもはるかに分かりやすく伝わるためだ。この件について、労働局や教育委員会からご指導があるのだろうか。しょっちゅうご指導ばかりされている身なので、間違っているならまたご指導ください。

若者は、早く働きはじめた方がいい。鉄は冷めてしまうと打ってもポンコツだ。勉強は、自ら学問に渇望したときにスタートすればいい。18歳で働きはじめても、「自分にとって学問が必要だ」と感じたら、そこからスムーズに大学入学できる。学生している間も、ある程度の給与保障はするのだ。あるいは、働きながら高度な教育を受けられるようなシステムをつくれないか。そのようなバラエティな人生を支援する体質のカイシャがあってもいいではないか。
学問だけではない。1年くらいポンっと休めるようにし、その期間趣味に没頭したり、世界を放浪したり、ニュースの現場を見に行ったり、自分を見つめなおす時間を取れる・・・そんな仕組みができないか。労働者と趣味人と学生と旅人と家庭人をいったりきたりできるような、まあ言うたらテキトーなカイシャと労働者の関係だ。
そういう「一時的に働かない」人員を抱え込むためには、カイシャを高収益体質にしなければならない。これが難しいのよね〜。日々、研究はつづく。

2006年08月17日

さらら8月17日号発行!
特集は、「緊急スペシャル とくしまの交通事故、多発警報!!」です。
今年に入って交通死亡事故が増えています。
平成18年1月1日〜7月末現在、昨年の同時期と比べると、
死亡事故件数が30%以上も多いのです。
これを減らすためにはどうすればいいのか?
その原因を探りながら、県警の方にお話をうかがい、
なくすためのアイデアを募りました。

2006年08月11日

徳島で若者を採用するお悩み その3「不平等社会を生きろ!」
「全共闘」って知ってるか? 70年代に吹き荒れた学生革命のことだ。
あの時代に酔ったオッサンたちが作った社会が今のニッポン?
それじゃあまりに思想と現実のギャップが激しすぎるよな。
きっとオッサンたちはどっか地下深くに潜行し、虎視眈々と出番を待ってるのだ。
あの時代、オッサンたちは何を否定し、何を生み出そうとしたのか。
今となっては何もわからない。けどな、「全共闘」は悪くないと思う。
主義のためにケンカするのはいいことだからな。

文責=坂東良晃(タウトク編集人)

こまった。
またこの季節である。
スギ花粉が舞い飛ぶ春先、あのオッサンたちがふわふわと地上に舞い降り、そして活発に動きはじめるのである。
オッサンたちは元気である。いたるところに出没する。ふだんは迫力あるコワモテの人相も、このときばかりはとても柔和なお顔立ちになられる。
オッサンたちの活躍の季節・・・コネ就職シーズンの開幕である。ニッポン列島を覆うコネの嵐は、就職戦線が活発化しようと氷河期に入ろうと、関係なく吹き荒れている。コネ、コネ、コネ、しつこい小バエのようにまとわりつく。
毎年100人を超える学生が、小社の入社試験を受けにきてくれる。競争率は10倍から20倍。徳島には、同業種の就職口はそんなに多くはない。だからみな、真剣である。
一方のわれわれは、わずかな接触時間で学生を「選択」しなくちゃいけない。だから自然と、試験内容はストイックなものとなる。大勢が注視する中で激しいディベートをしたり、自分自身のプレゼンテーションに挑むなど、短期決戦型であり、かつ本人の性格があらわになる手法をとる。
創業して8年という若い当社に、大切な1日を預けてくれる学生たちに強い緊張と努力を強いているぼくたちは、必ず守らないといけないと思っていることがある。試験は、平等でなければならない。そして、不正があってはならない。あたりまえのことである。

ところが、そこにメリメリと割り込んでくるオッサンたちがいる。
4月も春の盛りの頃、オッサンたちは増殖をはじめる。あるオッサンは、「紹介したい人がいるんだけどね」と満面の笑顔で登場、「なかなかいい子なのだよ」と汗をふきふき説明をはじめる。あるいは、今まで何の接点もないオッサンから電話がある。
「いやあ、キミはよく頑張っとるみたいだね。□□の議員さんからも聞いてるよ」
(そんな議員など知らん! なおかつ議員なんて人種、好きなわけねぇ)
何の用事かと不審がると、「ところで今、人の募集やってるんだってね?」とおずおずと切り出す。この程度のアプローチならまだマシな方だ。
ある図々しいオッサンは、知人の子供を会社に連れてくるなり、「今から面接してくれるかな、私も同席するからね」と言いだす。またあるオッサンは、当社へ融資をしている銀行の行員を帯同してくる始末。んなことが効果でもあるとでも思っているのだろうか。だろうね。

このオッサンたちは実にさまざまなルートを通じてアクセスしてくる。取引先、取引先の取引先、取引先の取引先の取引先、親戚、近所、関連会社、議員、役人・・・。まるでワールド・ワイド・ウェブ並みの蜘蛛の巣ネットワークをお持ちである。オッサンたちは自らの存在証明をしたいのだ。
「就職の世話をした」というのは、ビジネスでいう貸し・借りの作りっこである。仲介するオッサンは、ぶじ就職を世話できた相手方に貸しをつくる。人を受け入れたカイシャは、仲介したオッサンに貸しをつくる。いい血筋の息子・娘さんなら、人質として機能する。天下りをあえて受けていれる各種団体や企業と同じ構図である。
ぼくはオッサンたちに申し上げる。「当社はいつ誰にでも門戸を開いてますが、少なくとも就職を希望しているご本人から連絡をもらわないと、どうしようもありません。それに、採用試験は他の方と同じように受けていただきます」
すると、オッサンたちはブ然とする。
(おいおい誰が口をきいてやってると思ってるんだ? この世間知らずのバカヤロウ。 ワシだぞ、ワシ。ワシの紹介なんだけどな〜。ケツ青いのかテメエ)って感じだ。ま、丸カッコ内はぼくの想像だけど。要するに、自分の紹介する人物を他の学生ドモと同列の位として扱うなかれってことなんだろね。

ところで、ぼくは「コネつき」の学生さんとも平等に接する。タチが悪いのは親や周囲であり、本人にたいした罪はないからである。彼ら学生さんと面接をしてみると、80%以上の確率で不本意ながら当社を訪問していることがわかる。
「ボク、ホントは別の夢があるんですが、親が許してくれないんです。だから就職せざるを得なくなってしまい、ここを受けにきました」
「実はわたし、他の会社に内定をもらっているんです。でも、県外なので親が反対しているんです。地元で就職してほしいって粘られて、やってきたんです」と、辛そうな表情を見せる。ぼくは同情の念に耐えない。
「私はなぜこんなワケのわからないカイシャを受けないといけないのですか? 」
と泣き出す学生もいる。不自由な環境にたいそうストレスがたまっとるようだ。こういう学生さんたちとお話をしていると、次第に採用面接が悩み相談会と化してゆく。

「どうやったら親を説得できますか?」
「なぜ私は好きなことをやらせてもらえないんでしょう」
ぼくはぼくなりの答えを返す。答えのパターンは決まっている。
「親が病気なら、親の言うことをきく」
「親が健康なら、自分のやりたいことをやる」
物事はシンプルに考えれば解決に近づく。

いびつな社会である。小学生に平等観念を刷り込むために、運動会のかけっこで順番をつけるのをやめる。男女混合名簿やら、通信簿で相対評価しないやら、教育現場は現実社会を無視して、その場限りの桃源郷をつくろうとしている。ところが、役人と議員と商売人が作る大人の社会は、不平等主義の集大成ともいえる。

不完全な競争社会、不完全な日本型なれあい資本主義。公のルールではなく、コネ、密約、根回し、裏取引、夜の接待などで勝敗を決めようとする。そんなつまらないことに、コストと時間をかける事がビジネスよとうそぶく。
そして、就職という人生のスタートラインに立つ若者に、自らぬけがけを試みる生き方をしろと、大人たちがセッティングする。だからこの社会はダメだ、絶望的だ、とボヤきたいのではない。
言いたいことはひとつ。若者だけがこの世の中を変えることができる。コネがあるヤツも、コネのないヤツも、自分の権限や境遇を利用するかしないかは、最後は自分の判断なのである。
オッサンたちは選択肢をちらちら見せているだけだ。キミは試されているのだ。
キミは自分の脳ミソがぐっちゃんぐっちゃんになるまで考えればいい。そしてサバンナの弱肉強食の生態系のなかに放り込まれたつもりで、この不平等社会を力強く生きろ!
痛みに慣らされず、誰にも取り込まれず、この不平等社会をマシに変えていこう!
それだけ!

2006年08月10日

徳島に住む女性のためのタウン誌 「月刊タウン情報CU 9月号」 本日発売!!!
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お休みを利用して、ゆったりと旅に出かけてみたいなぁ

そんな貴女にピッタリ、今月のタウン情報CUは
・徳島発、大人のゆる旅 特集!
大人の雰囲気ただよう、情緒あふれる下町情報はもちろん、
現地でなければ味わえない限定グルメも紹介!

さらにさらに、
女性のごひいきを徹底リサーチ!!
「本当は教えたくない」お気に入り100店
ごっついおいしいモノ

も必見です!!


2006年08月07日

月刊タウン情報CU*7月号 実売部数報告
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月刊タウン情報CU*7月号 
実売部数報告です。

タウン情報CU*7月号の売部数は、
6339部でした。

詳しくは、上部に表記してある画像を
クリックしてください。

メディコムでは、自社制作している
「月刊タウン情報CU*」
「月刊タウン情報トクシマ」

の実売部数を発表しております。

詳しくは、こちらついてはいけないウソ をご覧下さい。
月刊タウン情報トクシマ7月号 実売部数報告
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月刊タウン情報トクシマ7月号 
実売部数報告です。

タウン情報トクシマ7月号の売部数は、
タウトク7月号の売部数は、
12336部でした。

詳しくは、上部に表記してある画像を
クリックしてください。

メディコムでは、自社制作している
「月刊タウン情報CU*」
「月刊タウン情報トクシマ」
の実売部数を発表しております。

詳しくは、こちら、ついてはいけないウソ をご覧下さい。




2006年08月04日

今度の休みはどこに行こう・・・ そんなときは「休日計画1000」
kyujitsu1000

徳島の遊び場をギュギュっト詰め込んだ1冊

「休日計画1000」

が絶賛発売中


今度の休みの日はどこに行こうか・・・なんて悩みは、この1冊で解決!
読んでいるうちに休みの日が来ちゃう・・・なんてことも???


休日計画は、県内のスーパー、コンビニ、各書店で発売中。

2006年07月28日

月刊タウン情報トクシマ8月号 本日発売!
tokushima-tautoku-8gatugou

月刊タウン情報トクシマ8月号
本日発売!!


夏イベント300本!
徳島全エリアのうまいもん大賞
阿波踊りの歩き方
ミス制服グランプリ

などなど。
夏を10倍楽しむ企画を詰めこんでます!

お近くの書店・コンビニ・スーパーで発売中!!
280円です。
トクシマ休日計画1000 発売!
tokusima-kyuujitu-hatubai


月刊タウン情報トクシマ増刊号
トクシマ休日計画1000 本日発売!!



徳島のレジャースポットをな、なんと1000件も紹介!

温泉 公園 遊園地 旅グルメ
民宿 朝市 街散策 味覚狩り
遊覧船 キャンプ場 コテージ 滝 夜景


これは徳島最強あそび場ガイドとなること間違いなしっ!

お近くの書店・コンビニ・スーパーなどで発売中!!
1000円です。
徳島ウエディング発売!
徳島ウエディング発売!

徳島で初めてのウエディング情報の総合マガジン!!
徳島のウェディングスポットを200件掲載したパーフェェクトガイド。

あこがれの独立型チャペル
ガーデンで挙式大計画
ゲストもニッコリ! 婚礼料理
甘〜いウェディングスウィーツ


その他、
人気のウェディング会場34件
エージェント・プロデュース会社
ジュエリーショップガイド
2次会・パーティ会場
話題のドレスショップ
写真館でごだわりの1枚を
ヘアサロン57件
徳島のインテリアショップ
海外挙式・ハネムーン
などなど。

挙式までのドキドキのカウントダウンがはじまる
しあわせになるっ!

お近くの書店・コンビニ・スーパーなどで発売中!!
380円です。

この夏、どこ行く?そのギモン、タウトクのイベント大特集が解決!
tokushima-henatyoko tokushima-maxbet

「今日ヒマやなぁ・・・。なんかおもっしょいことやってないかなぁ?」
そんなときはタウトク8月号のイベント大特集をチェックしてみて。
カレンダー方式になっているから、その日にやっているイベントが丸分かり♪
せっかくの夏、めいっぱい楽しもう。

さてさて、ここで注目のイベントを紹介。
8月20日、藍場浜公園にて行われる「へなちょこドロップキック 06」。
徳島で活躍中の6バントに加え、
県外からも人気と実力を兼ね備えた4バンドを迎えて開催する
熱い熱い音楽イベントだ。
ちなみに出場アクトの一つ、MAXBET(写真右)はメンバー全員が現役の文理大生であり、
その楽曲が徳島ヴォルティス戦のテーマソングになるなど人気急上昇中!
タウトク8月号の140ページに
夢にむかって全力で駆け抜ける彼らのインタビューを掲載してますっ!

イベントの詳細はへなちょこドロップキック 06 Official Website
タウトク8月号の42ページを見てね。

2006年07月25日

もうすぐ 発売&公開 徳島で結婚をする人必読の「徳島ウエディング」 そして必見の「徳島ウエディングWeb」
tokushimaweddingweb

徳島県内の結婚式場をはじめ、
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「徳島ウエディング」
の発売まで、
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「徳島ウエディング」
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それが
「徳島ウエディングWeb」!!

式場の最新情報をドンドン掲載予定

もうすぐ開設です、お楽しみに!!

2006年07月24日

2006年07月23日

徳島で雑誌をつくろう そのニィ「搾取する側される側ってぇ」
従属してはいけない。
誰かにコントロールされる必要はない。
オリの中に閉じ込められても、
脳みそは自由だ。

文責=坂東良晃(タウトク編集人)

本誌タウトクやCU、さららを作っているメディコムは、社員がたいへんに若い。制服姿の高校生のアルバイトもたくさん働いているから、たまに会社に出てくると「ここは予備校か?サマーキャンプか?野戦病院か?」という状態である。デスクで堂々と化粧を直しているヤツもおれば、ワキの下に8×4をふりかけているモノもいる。過食症並みに一日中食い続けている人、脱毛の跡を見せびらかす人、心療内科から出社する人、いろいろである。
ヒマなときに社員の平均年齢を出してみたら、23・2歳だった。管理職らしき層もいるのだが、こっちも28・2歳と若い。あまりに若すぎて恐ろしくなる。

何年か前のことだけど、会社に労働組合らしきものを作ることにした。作ってはみたが、うまく機能しない。当時は社員7〜8人の会社だったので、みんな自己責任で仕事をやっている。だから、「カイシャに文句を言おうぜ」とあおってみても、まず社の事情を考えてしまったり、「文句なんか言ってるヒマあったら仕事する」という姿勢なんである。だから、組合の会議といっても、ぜんぜん話が弾まない。というか、労働組合という立場・存在について、彼らは予備知識がぜんぜんないのである。仕方がないので、ぼくがありったけの知識で労働運動について教えることにした。ぼくはいちおう経営者なので、組合に口出すのは勇み足に決まっているのだが、だって誰も「組合」ってものを知らないんだから、そうするしかない。

一番最初は、「儲けを出すとはどういうことか」からはじめた。次に黒板にマンガを描きながら「貨幣とはナニか」を伝えた。「資本家とはナニモノか」「労働者とはナニモノか」「投資とはナニか」「株式とはナニか」「資本主義とはナニか」「共産主義とはナニか」「革命とはナニか」。
だんだんエスカレートしてきた。
ま、自分でもよくわかってないことも多いので、一緒に考えたりした。あるときは資本家になりきり、利潤をあげるために、何をやったらいいか考えた。あるときは労働者になりきり、利潤をあげるために、何をさせられているかを考えた。このあたりをさらっと押さえておかないと、いきなり労働運動しようよ〜♪とはしゃいでみても、何をどうしていいかわかんないのである。70年代以降に生まれた人は、学生運動なんてやったことも見たことも読んだこともない。トロツキーといえば「虹色のトロツキー」、レーニンといえば「グッバイ、レーニン!」が限界である。

何年かたって、社員が30人くらいに増えたときに、自分で組合運動の見本を見せるために、1日労働組合委員長というのをやってみた。まず赤いハチマキを買ってきた。会議室に社員を集め、頭にハチマキを巻くように指示した。そしておもむろに、「さあシュプレヒコール!」と雄たけびをあげてみた。それから、あらかじめ用意したアジビラ・・・そこには、経営批判(つまり自分批判)を延々と書き連ねてある。
これを大胆にもカイシャのプリンタで出力してやり、社員に配った。それから、組合委員長と経営者の1人2役をやった。ま、フンイキ的には古典落語みたいな感じ。組合委員長としてのぼくは本気を出し、弱々しい経営者のぼくを打倒した。その会議では、出退勤時間を消滅させることに成功した。またコアタイムという名の拘束時間をなくさせた。
労働法では、労使を兼任することは違法であると認識している。違法を承知で、社員に「このように徹底的に経営側と交渉したらいい。遠慮なく叩き潰せばいい」という例を示そうと思った。

株主資本主義がうたわれて久しいが、ぼくは共鳴できない。会社は株主のもの。従業員や雇われ経営者は、株主利益のためにせっせと働きなさい。パフォーマンスの高い人材には1億円を、低い人間には100万円を。・・・・その先には何があるのだろうかと考える。
株主資本主義を極めたアメリカ社会は、極端な富裕層と貧困層に二分化されている。豊かさと貧困は、どこかでバランスが取られている。どこかが富めば、どこかが病む。1人の富裕者を生み出すためには、100人の労働提供者が必要であり、1国を富ませるためには、1億人の犠牲が必要である。産業を繁栄させるために、自然は破壊しなくてはならない。肉を食うために、牛を殺す必要がある。ウンコを紙でふくために、熱帯雨林を切り出す。そのような幸福と不幸のバランスのうえに世界は成り立っている。

一億総中流という「奇跡的なニッポン社会」を作ったのは、株主資本主義じゃない。現場に立ちつづけた経営者と、仕事と取っ組みあいっこしたサラリーマン・労働者が作った社会だ。
この国では、カイシャは従業員のものだったのだ。それは悪い考え方じゃない。リスクをとる人間に権限というものが与えられるとするなら、余剰のキャッシュを投じる人間よりも、時間と労働を投じる従業員の方がハイリスクである。だからカイシャは投資家、株主のものではない。従業員のものだ・・・とぼくは決めている。

現在の資本主義社会は、過渡期のものであると信じる。近代経済は、性悪的に考えれば為政者が資本を吸収するために作り上げたシステムである。アングロサクソンが作ったルールに、どんな民族も従い、いいようにコントロールされる時代は、あと100年以内に終わらせるべきである。できれば50年で終わらせたい。
ニッポンの月給20万円、カンボジアの月給2000円。国によって労働の対価がまったく違う。これは異常である。ラインワーカーの月給15万円、ホワイトカラーの月給50万円、株主には多額の配当。生産する人間が、生産価値に等しい対価を受け取れない。これも異常である。人類は、長い時間をかけて、不条理をより正しい方向へと修正しつづけてきた。だから、いずれ世界は均質化すると信じる。そのときに、現在のいきすぎた搾取の構造は必ず崩壊する。

さて、自分のようなちっぽけな存在でも、できることからはじめようと思う。労働側がパワーをもって組織運営するカイシャを作り上げてみよう。これからの労働組合は、経営側が立案したものを、赤旗立てて批判するような古臭い体質ではダメなのだ。
マネジャー以上に財務に強く、事業戦略、雇用、教育、商品開発、利益分配まで、労働者サイドが組織をコントロールするのだ。
「利益を得たい」株主による経営監視ではなく、「世の中に何かをもたらせたい」従業員による経営監視をおこなうのだ。狂った政府でもなく、腐った役人でもなく、利に餓えた資本家でもない。生産する人が絵を描く社会だ。ものを作り、流通させ、消費する。この大量の経済活動の中で、何者かが価値をネコババしてる。
ニート、フリーター、ひきこもり・・・若い労働世代は、こんなバカげたシステムに取り込まれるのではなく、はっきりと世の中の矛盾に気づき、壊していかないといけない。経済という巨大装置の仕組みを知り、価値の受給体系を逆転させるのだ。