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2008年11月29日

月刊タウン情報トクシマ12月号は宴会御用達のふろく本付き! utagebon忘年会の季節がやってきました。
店探し、予約はなかなか大変ですよね。
そこで月刊タウン情報トクシマ12月号には
特別ふろくとして「徳島宴本」がついています!
徳島の人気店のイチオシ料理やお店の雰囲気が
一目瞭然で分かるこのふろく本。
忘年会はもちろん新年会までずっと使える充実した内容です。

2008年11月27日

徳島のうまいもん100メニュー発表!タウトク12月号 tokusima-tautoku0812★今年見つけた徳島のベスト・オブうまいもん★
この1年タウトク編集部が徳島じゅうを歩き、ありがたく食したお店はざっと2000軒。ハンバーグや天津飯、ぶっかけうどんやシュークリームなど美味しかったものをあげればキリがない。悩みに悩みぬいてタウトク編集部が「こりゃウマイ!」と太鼓判を押した100のメニューを紹介します。あ〜、思い出したらまた食べたくなってキター!
★特別ふろく誘って誘われ忘年会・徳島宴本★
宴会のお店選びはコレ一冊でOK!宴会を盛り上げる技やグルメクーポンなど幹事さん必携の便利本。

2008年11月26日

熱砂に汗がしゅみこむのだ サハラマラソン参戦6カ月前「くたばるまで走ろう!」
文=坂東良晃(タウトク編集人)

(前回まで=砂漠を230キロ走るサハラマラソン出場を決意したタウトク編集人は、大会説明書を取り寄せ熟読、レースの過酷さにびびりまくる。しかしやるしかないのだ!とデカ荷物背負って砂浜を走りはじめた)
 バックパックにセットした重量を、8kgから1kgずつ増やしていく。1kgずつの重量調整が難しい。ビニル袋に米をつめこんだり、バーベルを放り込んでみたが背中でゴロゴロと動き、落ち着きが悪い。目についた物をあれこれヘルスメーターで計るうち、「図説世界の歴史(創元社刊)」シリーズが1冊あたり1kg弱だと判明。うむ、これを1巻からじょじょに積み増していけばよいのか。人類の誕生から文明の衝突まで、世界の歴史を知的に時にシニカルに見つめたこの名著を背に、人類発祥の地アフリカを目指すわけである。
 10月に入ると重しは12kgを超えた。登山の荷物としては軽々の部類だが、走るとなると上下動がそのまま縦方向の負荷となる。このワッサワッサ状態で5時間、10時間と砂漠を走り続けるのは困難だ。ランニングフォーム自体を見直さなくちゃいけない。試行錯誤をへて最も単純なアイデアに行き着いた。忍者のようにサッサッサッとスリ足気味に、水平方向に身体を移動するような意識で脚を運んでみる。加重のベクトルを、縦方向から前方向へ変えてやるのである。うん、これはサロマ湖で見た熟練のウルトラマラソンランナーの走り方だ。このフォームをサハラ1.0型と呼ぶことにしよう。
 練習を開始した9月頃のように、100歩進んではゼイゼイあえぎ、1000歩前進してゲロゲロレベルは克服した。それでも10キロも走れば息も絶え絶えだ。マジで230キロも走れる日が来るのだろうか? 
 ランニングフォーム以上に気になるのがご近所の視線だ。平日の朝から大きな荷物を背負い、あらぬ方向へと小走りで駆けてゆく奇異な男を、ご近所の方々はどのような思いで見つめているのか。その外見、アスリートにはほど遠く、しょぼくれたメタボおやじ風情である。やがて2時間ほど経つと、生気のない表情でオエーッとえずきながら帰ってくる。「毎日荷物をかついだあやしい人が近所をウロウロしています、バラバラ死体を少しずつ海に捨てているのでは・・・」などと110番に通報されはしまいか。

 荷物をかつぐ「重量対策」と平行し、週末には「長距離対策」に取り組みはじめた。7日間続けて毎日フルマラソン程度の距離を走るサハラマラソンに適応するため、50〜100キロの長距離を余裕で走りきる脚力と心肺能力を身につける修行である。
 まずは50キロからはじめる。50キロといってもどこまで行けば50キロなんだろう? とりあえず遠くまで行ってみるかと、JR徳島駅から適当に汽車に乗り、降り立った駅から走ることを思い立つ。なぜそのような「片道走行」をするのか。家から出発して25キロ地点で折り返して帰ってくる往復コースを何度が走ろうとしたのだが、どうも自分にゆるい性格が災いして完走できない。20キロ地点で「今日はフルの距離を走るんでええか」と考えたり、10キロ地点で「今日はうんこまけそうだから帰ろうか」とか、何かと理由をつけて距離を短くしてしまう。片道コースなら、しかも最初から遠くまで行ってしまえば走って帰るしかないのだから、完走せざるを得ない。
 汽車の出発時間も調べずに徳島駅に出かけたので、待ち時間が長い。ヒマをもてあまし「JR時刻表」を眺めていると、おおっ駅名の横に「営業キロ」という数字が並んでいるではないか。徳島駅を起点とした線路の延伸距離である。ならば、鉄道とほぼ平行して走る国道なら、この距離と変わりがないだろう。徳島線で西へゆくなら貞光駅、牟岐線で南に向かうなら日和佐駅がほぼ50キロ地点にあたる。また高徳線で北上する方法もある。ってなことで、3連チャンで国道50キロ走をやってみた。

【JR貞光駅→徳島駅/50キロ】
 国道192号線を東へ向かうコース。大型トラックはじめ交通量が多く、歩道が激狭なとこも多くてランニングには向いていない。きっと国道を離れて吉野川の堤防上をコース取りすれば壮快なんだろう。今度やってみよっと。良い点であり同時に難点なのは、この国道沿い、自販機がめったやたらに多い。水分枯渇した状態で、コカコーラやダイドーのロゴが目に入ると、全身の毛が総立ちになる。が、欲に負けてはならない。これは砂漠耐久レースの練習なのである。脱水症状への耐性を身につけなくちゃいけないわけで、ブルブル禁断症状出しながら自販機をやりすごす。そんなときは、プラスティック・オノ・バンドの「冷たい七面鳥」を歌う。

【JR讃岐津田駅→徳島駅/50キロ】
 讃岐津田から徳島方面へ向けて走りだすと、謎の数字が書かれた黄色いプラスチック性の物体が道ばたに連続して現れる。しばらくして気づくのだが、100メートルおきに徳島市への距離表示がなされているのだ。いや、こんな遠く離れた街からごくろうさまです。ラップタイムを取るのに非常に便利です。香川県内を20キロ走ると徳島との県境に達し、そこからは青い瀬戸内海を眺めながらの長〜い海沿いのシーサイトアベニュー。北灘のこのあたりは自転車のロードレーサーや長距離ランナーの練習場所になっているのか、何十人ものアスリートとすれ違う。うーむ、徳島に長いこと住んでいても知らない事って多いな。それにしても、北灘って1コの市町村くらい広大ですよね。

【JR日和佐駅→徳島駅/50キロ】
 「道の駅日和佐」から国道55号線を北上する。くねくねアップダウンの峠道を20キロばかし進むと、橘町以降は市街地に。この地域・・・県南の人はやたらと話しかけてくる。「どこいっきょん?」「あれまーどしたん」「これ飲みだ〜、食べだ〜」と忙しい。子供はへんてこランナーの姿を肴に「どこいっきょんな、おっちゃーん! オッサーン!」などと下品に盛り上がっているし、野良犬は(多分ぼくが荷物を持っているという理由だけで)3キロも後をついてくるし、もはやフンイキ的に日本じゃないですね。県南はラテンです、いやインドです。で、ペースを上げることができないまま日はとっぷりと暮れ、眉山の灯火を案内にゴールを目指すのである。
 それぞれのコースおもしろかったのだが、やっぱ国道はマラソン練習には向いてないね。そもそも日本の道は、歩行者や自転車のためには造られてないから、自動車との距離が近すぎて危ない。風圧直撃、タイヤが跳ねたドロ水直撃である。来月からは走りやすい田舎道を探そう。

【とくしまマラソンコース/42.195キロ】
 バックパック8kg+アミノバリュー2000mlを背負って「とくしまマラソン」のコースを走ってみた。鷲の門までバイクで行き、数寄屋橋の隣にあるキレイめの公衆トイレで用を足し準備完了。吉野川堤防上の道路は歩道がないうえに背丈の高い雑草が生い茂っており、走るスペースなし。ジョガーが1人いるだけで車が対向できずノロノロ運転、渋滞の元。ランニングするなら、北岸だと堤防と平行した下の道、南岸なら堤防上に交通量ほぼゼロの道がある。そこなら自動車を気にしないでいい。西条大橋を越えると、アスファルト上に小さく「折り返し」の標しがペイントされているので見逃さずにUターン。
 さてゴールは、感動のとくしまマラソン再現とばかりに田宮の陸上競技場内にさっそうと踊りこみたい所だが、トラックを走ると100円いるそうなので、正門玄関の前でフィニッシュってことにしよう。ここから鷲の門までは3キロほど距離があるが、しんどいときは徳島市営バスの「田宮運動公園口」から循環路線・右回りのバスを待てばよい。200円でスタート地点まで運んでくれる。下車停留所は「中徳島町二」か「公園前」だ。バスは休日の昼なら30分置きにやってくる。なかなか便利である。

 このように週末ごとに汽車やバスに乗って遠方へ出かけ、トコトコと帰ってくる習慣がついた。9月頃は50キロという距離を前にすると気が遠くなっていたが、今では「ちょっと長め」にしか感じなくなってきた。これは基礎体力がついたのか、あるいは鈍感になったのか。
 慣れというのは怖い。「追い込み」のつもりで練習してるのに、途中でウトウトと眠ってしまう。走りながら寝るクセは危険だってわかってるんだけど、入眠する魔の刻は自分では気づけないのである。車のクラクションなどの大きな物音で「わーっ」と目が覚めて、走りながら爆睡していた事実にア然としているのだ。これは一種の病気なのだろうか。病気なんだとしたら何科の先生に見てもらったらいいのだろう。茂木健一郎さんかな、茂木さんは医者ちゃうか・・・。本番の砂漠レースの途中で眠ってしまい道にはぐれて遭難しないだろうか、心配だ。
 そんなこんなで、どうも自分を追い込めてない印象の10月を過ごす。想像するにサハラマラソンってのは走力・体力の戦いというより、精神力のタフさがポイントなんである。喉も皮膚もカラカラに乾いて、空腹の五臓六腑を慰めながら、ズルむけになった足裏と荷物が食い込んだ肩に激痛を走らせながら、どこまで心折れないかの勝負なのだ。だから月間何百キロ走ったという走行距離に意味があるのではなくて、今の自分が到達していないレベルの苦しい練習を、逃げたい気持ちを抑えて、身体と心にストレス与えて無理させられるか、なんだと思う。
 特訓はじめて早くも慣れが生じてダレダレになっている。これではイカン!ってことで、曽田正人の漫画を続けざまに読む。「シャカリキ!」「め組の大吾」「昴」「capeta」。ううぬ、これでイメトレ完了、精神力充填完了である。漫画の主人公たちのように限界を突き破るのである。遠くにある何かの目標に向けて頑張るのではない。今という瞬間に、自分の出せる限界以上の力を、リミッター振り切って出せているかどうか。人生の価値はそこにあり、それを確かめるためのサハラなんである。
 もっと追い込もう。心拍数の上限いっぱいで走るのは本番マラソンレースがいい。11月、12月にフルマラソンのレースに4本エントリーした。さらに100キロ走を何本か入れる。くたばるまで走ろう! 脚がイッてもたらハイそれまでよ! (つづく)

2008年11月25日

CU12月号特別ふろく Xmaxs(クリスマックス) xmaxs現在発売中の月刊タウン情報CU*12月号は
クリスマスを大特集した、ふろく本つきです!

お買い物やお出かけ、パーティなど、
これからの季節、さまざまなシーンで
大活躍するミニブックになってます!




2008年11月14日

甘〜い誘惑に負けてしまいそうなCU12月号 tokushima-cu0812第1特集「ケーキと和菓子400」
今月は魅惑のスイーツ特集。
徳島県下のケーキ屋さん・和菓子屋さんにお願いして、お店のおすすめをたくさん教えてもらいました。その数なんと400個!ふわふわのスポンジに生クリームやカスタードクリーム、キラキラ輝くフルーツ、濃厚ショコラやサクサクの焼き菓子。匠の技と四季の美しさを感じさせる和の生菓子。ショーケースの中身がそのまま本の中に引っ越してきたのかと思うほど今までに無いたくさんのスイーツが大集合。パティシエ、職人の愛がたーっぷり詰まったお菓子たちを心ゆくまでどうぞ♪

2008年11月10日

結婚しちゃお!秋号 実売部数報告08秋号_結婚しちゃお!部数報告.pdf
08秋号_結婚しちゃお!部数推移.pdf

結婚しちゃお!秋号 実売部数報告です。
結婚しちゃお!秋号の売部数は、
1319部でした。
詳しくは、上部のファイルをクリックしてください。
メディコムでは、自社制作している
「月刊タウン情報トクシマ」「月刊タウン情報CU*」「結婚しちゃお!」の実売部数を発表しております。

2008年11月06日

さらら11月6日号とお弁当を持って公園に行こう! tokushima-salala1106とくしまの生活情報紙さらら11月6日号、今回の特集は「さあ遊ぼう!アトラクションのある公園★」!
徳島にあるスリルるあり、面白さ満点の公園をご紹介。
40種類ものアスレチック、傾斜がなんと90度にもなるすべり台。さまざまな罠(?)が待ちかまえる古城。総延長170mもあるローラーすべり台。たぬきのかわいらしい姿をした複合遊具など大人も子どもも楽しめる、魅力ある遊具がある公園とははたして…。
大好評の「嗚呼!さらら番付」、今回は…「にがてな時間帯」。買い物中に、ガソリンスタンドで、結婚披露宴のときなど、ふっと遭遇してしまう困った場面で徳島県民は果たしてどのようにその場をやりすごしているのか!

2008年11月05日

月刊タウン情報CU*10月号 実売部数報告 cu0810_busuu.jpg


月刊タウン情報CU*10月号 実売部数報告です。
タウン情報CU*10月号の売部数は、
4468部でした。
詳しくは、上部に表記してある画像をクリックしてください。
メディコムでは、自社制作している
「月刊タウン情報CU*」「月刊タウン情報トクシマ」「結婚しちゃお!」
の実売部数を発表しております。
月刊タウン情報トクシマ10月号 実売部数報告 tautoku0810_busuu.jpg

月刊タウン情報トクシマ10月号 実売部数報告です。
タウン情報トクシマ10月号の売部数は、
9126部でした。
詳しくは、上部に表記してある画像をクリックしてください。
メディコムでは、自社制作している
「月刊タウン情報トクシマ」
「月刊タウン情報CU*」
「結婚しちゃお!」

の実売部数を発表しております。

2008年10月29日

熱砂に汗がしゅみこむのだ サハラマラソン参戦7カ月前「肉体いじめる」
文=坂東良晃(タウトク編集人)

 砂漠を230キロ、7日間かけて走るレースがある。世界で最も過酷なマラソン、とも呼ばれる。
 「過酷」といっても、無人の荒野を1人でゆく冒険の旅ではない。そこには主催者も医療スタッフもいてレースを管理している。食糧補給はないが、生きていくのに必要なミネラルウォーターは毎日支給される。脱水で失神して救護班の世話になったら失格にはなるけど、とりあえず救命処置はしてくれる。だから、生命の危機と戦うほどの過酷さではないのだ、そーだそれほど過酷じゃないんだ!と、我が身に言い聞かせながら、ペン先をぷるぷる震わせながら参加申込書にサインをした。
 来年の春、アフリカのサハラ砂漠で行われる「サハラマラソン」に出場するのだ。

 ってことで当コラムは、今後半年にわたって、執筆者の私めがサハラマラソンに向けて準備をすすめていく模様を、ドキュメンタリータッチで連載してゆきます。今まで自分のことはさておき、他人の悪口ばっかり書いてきた当コラム欄ですが、そのような過去の悪行の数々を反省し、傷つけた人たちに深くコウベを垂れつつ、口と文字だけで生きてきた自分が「何ほざいても、どんな理屈も通らない世界」をめざし、肉体をひたすらムチ打ち、真人間になっていく過程をお見せします。
 そして、どんな意味不明なことでもアホみたいに一生懸命やってみて、そんな人間でも生きていける余地を世の中は残してくれていて、なかなかどうして居心地の悪い場所じゃないってことを、十代、二十代の読者の皆さんに見てもらおうと思うのである。

 ではまず基本説明から。「サハラマラソン」とはどんなもんなのか。
 サハラマラソンは、モロッコの南部に広がるサハラ砂漠で開催される長距離マラソン大会だ。サハラ砂漠は北アフリカの面積の大半、東西6000キロメートルほどの広大な地域を占めているから、このマラソン大会はサハラの最北西端あたりで行われるイベントだと思っていい。
 全行程は約230キロ。これを7つのステージに区切り、初日から3日目までは毎日30〜40キロ、4日目と5日目は夜通しで走る80キロ、6日目は42.195キロ、最終日に17キロを走ってゴールする。毎日のタイムが正確に計測され、その合計タイムで優勝者や順位が決まる。この複数日タイム合算方式は、自動車レースのパリ・ダカール・ラリーや自転車レースのツール・ド・フランスなんかと似ている。ヨーロッパ人って、こんなん好きよね(サハラマラソンの主催者はフランスの会社です)。
 コースは毎年変更され、ランナーは事前に知ることはできない。大会の前々日に主催者から渡される「ロードブック」というコース地図を読んで、はじめて7日間の行程を知る。賞金マッチでもある同大会において、大会経験者と初出場者との有利不利の差を少なくするための工夫だ。ちなみに優勝賞金は5000ユーロだから、だいたい80万円くらい。ぼくには関係のないことですが。
 ランナーは1週間分の食料と寝床を自分で用意し、そのすべてをバックパックに背負って走る。スピードを優先させるため荷物は不要、という選択肢はない。最低6.5kgの荷物を持たなくてはならないのが規則。さらに1日につき最低2000キロカロリー分、7日間で1万4000キロカロリー分の食料を用意していないとペナルティーを課される。1日じゅう砂漠を走ってんだから2000キロカロリーでも少ないんだけどね。
 また、砂漠で生活するための最低限の用具の携行が義務づけられている。自分自身で準備すべき物は以下だ。
  バックパック
  寝袋
  懐中電灯・スペア電池
  安全ピン10本
  精度の高いコンパス
  ライター
  ナイフ
  強力な消毒剤・液
  解毒剤
  毒素抽出用のスネークポンプ
  警告用のホイッスル
  シグナル用の鏡
  アルミ製のサバイバルシート
 こりゃマラソン大会の持ち物っていうよりも金鉱脈を探しにいく荒くれ者たちの革袋の中身じゃな。さらに主催者からは次のサバイバルセットが支給される。
  緊急用の発煙筒
  固形の塩
  照明スティック
 要するに砂漠ではいつでも道を失う可能性があるし、毒蛇に嚼まれたりもするけど、一次的には自分でどうにかしなさい、発煙筒を炊いて鏡をピカピカ空に反射させていたら、後で助けには行きます・・・って大会サイドからのメッセージである。これらを全部まとめると食料控えめにしても10kg前後の重量となり、さらに主催者がくれる水も持たなくてはならない。ミネラルウォーターは1日約12リットル分が提供される。
 昨年の記録では、参加者は世界32カ国から801人。うち日本人は10人である。801人のうち95人が女性だ。選手たちは3月27日にフランス・パリに集合し、チャーター便でモロッコに向かう(ここまでは豪華)。そこからバスに乗り込み10時間近くかけて砂漠の中に設営されたビバーク・野営地点に向かう(いきなり貧しい感じ)。翌日には医療チェック・荷物チェックが行われ、合格する必要がある。3月29日にスタートし、ゴールにたどり着くのは7日後の4月4日だ。
 砂漠といってもコースは平坦ではなく、瓦礫状の石に覆われた山や、巨大な砂丘が行く手をさえぎる。昼間は35度〜50度の灼熱、夜になると10度近くまで下がる。宿泊地、といっても主催者が用意しているのは壁のないふきさらしの天幕。そこに毎晩ザコ寝ってわけだ。
 大まかな説明は以上。まあ細かなルールなど今から考えても仕方がない。灼熱の砂地を230キロ走り通す体力がなければお話にならない。コレ書いてる今は9月、レースまでわずか7カ月しかない。さっさと砂漠レースに耐えうる肉体づくりに取り組まなくてはならない。考えたトレーニング方法は主に2つ。

□その一・重量対策。10kg以上のバックパックを背負い、柔らかい砂地を走りまくる。
□その二.長距離対策。50〜100キロメートルの長距離を余裕こいて走りきる脚力と心肺能力を身につける。

 まずは重量対策だ。50リットルの登山用のザックにテントやら米やら荷物を適当に詰め込んで10kgにし、ランニングを開始した。走りだしてわかったのは、体がすごく前傾になるってことだ。あたり前なんだけど、重量物を背中にくっつけているから後ろに反り返れば倒れてしまう。荷物とのバランスをはかるため、体が勝手に前傾のポジションを選択する。その姿勢では、空身で走っているより遙かに背面の筋肉を使うことがわかる。特に大腿部の後ろ、ハムストリングスと呼ばれる筋肉をモーレツに動員している。
 肩にかかる負荷は、ウエストベルトをきつめに絞ることで軽減される。しかし、ウエストベルトを強く締めたまま、酷暑の砂漠を走り続けられるかどうか疑問がある。もっと重量全体を身体のあちこちに散らす方法があるのではないか。これは課題だ。
 自宅の近くに海岸があるので、そのまま砂浜に走り出してみる。
 乾燥した砂地では、足が10センチほど砂にめりこみ、アスファルト走の3倍以上のエネルギーを消耗する。波打ち際の硬く湿った砂の上なら道路を走る負荷と変わりないから、つい楽な方を走ろうとする誘惑にかられるが、それではトレーニングにならない。あえてアップダウンのある砂地をひたすら走る。3キロも走れば、道路を10キロ走ったくらいの消耗である。うー、やっぱしキツいな。
 沖では南からの低気圧が運ぶ波に乗ってサーファーたちが気持ちよさそうにターンを切る。あるいは砂浜では季節外れのビキニパンツをケツに食い込ませた男女がキャッキャとじゃれあっている。嗚呼それに比べて、運ぶ理由もない荷物を肩に食い込ませて、砂塵を舞い上げながらゼエゼエあえぐ毎日ってどうよ。人生の選択を間違えたか、究極の自虐プレイか、いっそマゾヒスティック・ミカ・バンドでも結成するか!? (つづく)

2008年10月28日

結婚しちゃお!2009冬号 発売中 kekkon09徳島のカップルに送る
この冬、一番のウエディング情報
「結婚しちゃお!」冬号が10月25日に発売されました。

することがたくさんある結婚準備もこの1冊があれば、
トントン拍子で進んで行くはず♪
地元徳島のウエディング情報を420店掲載している
結婚しちゃお!は、県内の書店、スーパー、コンビニで
280円で発売中です。

2008年10月25日

たこ焼きを求めてさすらいの旅へ!タウトク11月号 tokusima-tautoku0811☆挑戦しよう!たこ焼きスタンプラリー☆
たこ焼き革命勃発!行列からまぼろしまで、徳島を代表する88店がここに集結。カリとろ系、ふわとろ系、塩レモン味やねぎポン、四川焼きなどなどたこ焼き旋風はとどまることを知らない。なんと今回はたこ焼き巡礼マップの裏にスタンプ用紙がついてます。掲載の88店のうち、80店のスタンプを集めた方には編集部から素敵な!?たこ焼きグッズをプレゼント!タウトク11月号を読めば、きっとたこ焼きのことしか考えられなくなる…。

2008年10月16日

CU11月号特別ふろく HAIR SALON BOOK h月刊タウン情報CU*11月号には…
行きつけにしたい徳島の美容室を
たくさん集めたふろく本がついています!

徳島の人気ヘアサロンはもちろん、
スタイリストさんの素顔の紹介や、
割引やサービスなどお得なクーポンまで
見どころ満載!
次の美容室を探すとき、
必ず役立つ1冊です!

さらら10月16日号で、愛情弁当に学べ! tokushima-salala1016とくしまの生活情報紙さらら10月16日号、今回の特集は「愛情弁当でHAPPY DAY さららお弁当選手権」!
たくさんの読者の方からいただいた応募の中から6名の方に登場していただき、お弁当アイディアを伝授。
うずらの卵で作る、ひよこやきのこ。かまぼこで簡単に作れちゃう、うさちゃん。ハムで作った体操服を着た男の子のおにぎり、ハロウィンのかぼちゃをかたどったおにぎりなど季節感あふれるお弁当やあけてビックリするようなお弁当がいっぱい。これからのお弁当作りにその技を取り入れてみては。
そして気になる「嗚呼!さらら番付」は…
「自分にやさしい生きざま・メタボ編」!
ときには自分に優しくすることも必要。甘いといわれようが、笑って気にしない!そんな毎日を楽しく生きていく知恵が明かされる!

2008年10月11日

新しいお店を探すならCU11月号で! tokushima-cu0811特集
2008年 徳島最新「和食・洋食・中華」の店100
1年以内にオープンした話題の新店100店を一挙大放出!ヘルシーな和食、こってり洋食、無性に食べたくなる中華、居心地重視のカフェ、粉もん大好きお好み焼、皆でカンパイ居酒屋、少し大人っぽくバー、笑顔こぼれるスイーツ…。こんなにたくさんのお店がオープン!行ったことないお店があるなら要チェック! どんどん進化していく徳島食事情からもう目がはなせない!

2008年10月07日

月刊タウン情報CU*9月号 実売部数報告 cu0809_busuu.jpg

月刊タウン情報CU*9月号 実売部数報告です。
タウン情報CU*9月号の売部数は、
4770部でした。
詳しくは、上部に表記してある画像をクリックしてください。
メディコムでは、自社制作している
「月刊タウン情報CU*」「月刊タウン情報トクシマ」「結婚しちゃお!」
の実売部数を発表しております。
月刊タウン情報トクシマ9月号 実売部数報告 tautoku0809_busuu.jpg tautoku0809_suii.jpg

月刊タウン情報トクシマ9月号 実売部数報告です。
タウン情報トクシマ9月号の売部数は、
10400部でした。
詳しくは、上部に表記してある画像をクリックしてください。
メディコムでは、自社制作している
「月刊タウン情報トクシマ」
「月刊タウン情報CU*」
「結婚しちゃお!」

の実売部数を発表しております。

2008年10月02日

SALALA10月2日号を見て、徳島名産品を使ったパスタ料理に挑戦! tokushima-salala1002とくしまの生活情報紙さらら10月2日号の特集は、徳島名産品で『オリジナルパスタ』を作ろう!
徳島の豊かな土地で育った数々の名産品や野菜をパスタとコラボさせちゃいました!ちりめんや阿波尾鶏、ちくわ、すだち、レンコン、みかんなどをそれぞれスパゲティ編、ペンネ&マカロニ編にわけてご紹介。さらにパスタだけに留まらず、半田そうめん編も登場し計14種類の徳島とイタリアンが夢の共演メニューがここに登場。オシャレなご当地料理にいざ挑戦!
また大好評の「嗚呼!さらら番付」では…
徳島県民に聞く!「わが家の不況のりきり術」
物価高に直撃された家計をやりくりするために生まれた、さらら読者驚きの知恵とは。

雑誌をつくろう その11「求人広告のおまけコラム」
文=坂東良晃(タウトク編集人)

 やりたいことが、うんざりするほどある。「うんざり」ってのは良くないか。しかし「うんざり」なのである。物事の進ちょくの遅さにだ。
 作りたい雑誌が無限にある。しかしぜっんぜん手がつけられてない。いま手元にはじゅくじゅくに熟し切った企画書が5本、そのいずれもが「スタート!」の合図が鳴ればそくざにスプリントに移れる段階にある。いや、そんなスマートな比喩は適していない。相手に飛びかかる寸前の土佐犬が、親方に首根っこを押さえられている状態だ。ぼくは毎晩のように憤懣やるかたなく、ウーウー唸りながら布団に潜り込んで苛立ちと戦っているのだ。時計じかけのオレンジ寸前だ。
 なぜ飛び出せないか。理由は1つ、メンツである。メンツといっても「俺のメンツが立たねぇ」の方ではなくて、「メンツが足りない」のメンツである。1本の商業誌を創刊するには少なくとも10名前後のスタッフが必要だ。しかもよほど個性的で、風変わりで、性格の異なる人材を組み合わせる必要がある。暴れ馬も必要、ギャガーも必要、クソ真面目も、ドヤンキーも、熱血漢も、ヲタクも必要。だが、四方八方を尽くしても10人ものバカおもしろい人は集まらない。

 雑誌は人間が作る。作り手である人間の考え方や人格がモロに製品に表れてしまう。
 たとえば自動車や薬品などの製品には絶対的な規格が存在し、厳然と管理すべき製造工程がある。その規律を守り通す営み、そして創意工夫によってレベルアップを図るのは、コンピューターでもなく製造ラインでもない。紛れもなく人間である。しかし、製造過程に関わるスタッフが、おのおの独自の判断で商品を作り変えることは許されない。
 その点、雑誌はちがう。「規格」というものがなく、完成品に至るまでのマニュアルも法則もない。現場に立つ1人1人が現場で判断し、結果をつみあげていく。これは入場料を取って観客に見せるプロスポーツの試合や演劇など舞台のイメージに近い。サッカーや野球の試合は、どのようなゲームメイクをするか事前にプランがある。しかしいったん試合がはじまれば、その流れや結果を誰もコントロールできない。秒刻みで展開が変わり、そのたびに判断の選択肢が何万通りも発生するためだ。ゆえに想像だにしないストーリーが組み上がり、時に観客の心を揺さぶるドラマが生まれる。
 雑誌は印刷物という点では工業製品の一種だが、中身は人間の思いの集合体である。毎日、何人もの人に会い、積み重ねてきた生き方、物の見方を聞き取る。その記事が締切寸前に大量に仕上がってくる。そこには何百もの人の営みが記されている。鳥肌の立つような人生、予期せぬ物語、熱くて真っ直ぐな思い・・・その瞬間あらかじめ想定した雑誌のコンセプトなんて吹っ飛んでしまうのだ。特定の思想にのっとって誰かがコントロールすることは不可能な製品、それが雑誌なんである。
 そしてどんなに情熱を注いで生産しても、月刊誌なら1カ月後にはその商品は無に帰し、ふたたび新しいモノをゼロから作り直す。月刊誌は1年に12回、隔週刊誌なら24回、新製品を製造する。この短いサイクルもまた一般の商業製品とは異なる。作っても、作っても、いつも新製品を作り続けている。そんな仕事である。

 もとい。
 来年どうしてもやりたい仕事が数本ある。これはどうしてもやらなくてはならない。何年間も手がつけられないままに耐えてきたことだ。来年挑戦できないと暴発が起こる。1人で暴動を起こしてやる。
 だがぼくが「やりたい〜!」と手足をバタバタ振ってタダこねても、人材がいなければ何一つとして日の目は見ない。「こんなおもしろい雑誌があればいい」なんて夢想などいくらでも描けるが、それを現実に変換できる人材はめったに現れない。
 おもしろい人間でなければ、おもしろい雑誌は作れない。研修やトレーニングでは「おもしろい」という個性は肉づけできない。アイデアや仕掛けや言葉は天からは降ってこない。人間の内面から溢れだすものだ。だから、根っからおもしろい人の登場を日々待ち焦がれている。
 ってことで、徳島で雑誌を作りたい人、ぜひ当社の求人広告をお読み下さい。

2008年09月26日

タウトク10月号を持って、お買い物へいざゆかん! tokushima-tautoku0810☆朝市・産直市めぐり八十八番勝負☆
早朝6時から行列のできる産直市、開始15分で売り切れ続出の朝市?朝採れ野菜やピチピチ鮮魚などが安価で手に入るだけでなく、お店の人とのおしゃべりを楽しんだりと魅力たっぷり。徳島県内の名物市を88ヵ所集めた、完全保存版。

☆徳島発!四国・淡路・神戸の人気ショッピングモール☆
続々と登場する巨大モール、有名ブランドがお得に手に入るアウトレットモール、アミューズメントパークさながらのプレイスポットなど徳島や近県の注目のお買い物スポットを大紹介。