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2007年12月26日
ビバ!2008年! 新しい年には新しい流行の波がやってくる! そこで、行列ができる一品、売切続出となるであろう一品を大予測。すでに巷でブームを巻き起こしはじめたグルメを先取りします♪
☆特集2☆ レアもの探偵団
なつかしの駄菓子、夢中になったファミコン、旧車…あの古き良き時代を思い出させるレアグッズをここで発見!
2007年12月20日
たとえば、「寒くて寝付けない」「足が冷たくて眠れない」「家族のいびきがうるさい」「朝、家族がなかなかおきてくれない」…など。ドクターやふとん店のスタッフにも、快眠のための知恵を教えていただきました。また、ちまたで話題の湯たんぽの魅力に迫る記事も見逃せません。寒〜い冬も、快適な就寝タイムをすごせるアイデアが満載です。
2007年12月15日
徳島の女性ホルモン全開マガジンCUの最新号は、
女性が知りたかった情報がぎゅぎゅぎゅっと大集結!
その気になる内容は…
☆特集1☆
「プチぜいたくなコースランチ日和」
陽だまりができる店内でいただく
イタリアンやフレンチのコースランチ。
ランチだから950円のコースなど、
値段もお手ごろだったりするのです。
2007年12月08日
月刊タウン情報トクシマ11月号 実売部数報告です。
タウン情報トクシマ11月号の売部数は、
9244部でした。
詳しくは、上部に表記してある画像をクリックしてください。
メディコムでは、自社制作している
「月刊タウン情報トクシマ」「月刊タウン情報CU*」「結婚しちゃお!」
の実売部数を発表しております。
月刊タウン情報CU*11月号 実売部数報告です。
タウン情報CU*11月号の売部数は、
5800部でした。
詳しくは、上部に表記してある画像をクリックしてください。
メディコムでは、自社制作している
「月刊タウン情報CU*」「月刊タウン情報トクシマ」「結婚しちゃお!」
の実売部数を発表しております。
2007年12月06日
日々の暮らしの中で遭遇するさまざまな困難。
たとえば「指輪が抜けなくなってしまったら?」「入浴中、誰かにお風呂の中をのぞかれていたら?」「何もないところで転んでしまったら?」「生ゴミを指定日に捨てるのを忘れてしまったら?」…そんなとき、あなたならどうしますか?
さらら読者や専門家にその対処法を聞きました。
危機的状況を切り抜けた体験談コーナーもあります。
2007年11月27日
☆特集1☆ 2007年 徳島の話題独占グルメ100
今年、徳島の話題を独占した「うまいっ!」「感動したっ!」というメニュー100コを一挙公開! 肉汁ジュワ〜な絶品ハンバーグ、意外なものがのった個性派どんぶり、お口でとろけるチーズケーキ…コレ食べとかなきゃ年が越せないグルメばっかりやけん☆
☆特集2☆ 超保存版! 四国・淡路の露天風呂八十名湯
さむ〜い冬は温泉に浸かって、ココロも体もほっこりあっためましょ。ざぶんと肩まで身を沈めれば、ほら、ぬっくぬく。日帰りでいける気軽さもうれしい。
2007年11月17日
今回のイベントの参加にあたり、たくさんのご応募をいただき誠にありがとうございました。
2007年11月16日
2007年11月14日
気になる特集は…
☆カフェのあったかメニュー☆
寒くなってくると恋しくなる温かい料理を、
居心地の良いカフェでいただいてほっこり気分。
あの人気カフェで見つけた、
冬の最新ぬくぬくメニューをお届けします。
さらに…
2007年11月13日
徳島で幸せな結婚をお手伝いする情報満載の
ウエディング総合誌「結婚しちゃお!」。
冬号が発売となりました。
結婚式場、写真館、衣装店、ジュエリーショップ、
ハネムーン情報など徳島の結婚にまつわるショップが
なんと351店舗も入っています。
どんな悩みもこの本が1冊あれば何でも解決!
2007年11月12日
文=坂東良晃(タウトク編集人)
事件だ事件だ事件だ!社員が恋に落ちたのだ!
って、また妙なことで大騒ぎをしていると思わないでいただきたい。
そりゃふつー社員が恋愛しようが別離の道を歩もうが、勝ち組だろうが負け犬だろうが、経営者がいちいちクビをつっこむべきことではない。したがって、怒りにまかせて事務所にフリスクをぶちまけるほどの大騒ぎをする出来事とは言えないだろう。しかし、今回はそーゆーわけにもいかないのである。
事件だ事件だ事件だ!社員が恋に落ちたのだ!
って、また妙なことで大騒ぎをしていると思わないでいただきたい。
そりゃふつー社員が恋愛しようが別離の道を歩もうが、勝ち組だろうが負け犬だろうが、経営者がいちいちクビをつっこむべきことではない。したがって、怒りにまかせて事務所にフリスクをぶちまけるほどの大騒ぎをする出来事とは言えないだろう。しかし、今回はそーゆーわけにもいかないのである。
話は少し回り道をする。
僕の会社では「長期休暇をとってもいいよ♪」制度がある。なぜ「長期休暇制度」とすなおに書かないのか。それは就業規則には記載していない場あたり的ルールだからである。僕から社員に対しては「ロングバケーションとってもいいよ」とやさしく声はかけるものの、大半の社員は(そんなもん取れるんだったら、とっとと取っとるわ。このクソ忙しいのにいつ休めるっちゅーんな、この偽善者でペテン師のクソボケ野郎!)と考えている。
すると僕は心の中でこう反論する。(忙しいんはオマエらの仕事の段取りがトロいけんじょ。デキる人間は、ちゃんと自己管理して休暇の調整ぐらいできるって、この被害者ヅラしたくそはんがー野郎!)。
そして社員は笑顔でこう答える。「こんな時代に何週間も休んでいいなんて言ってくれる会社なかなかないです!年度末までには休ませてもらいます!」
ぼくはこう返答する。「忙しいのに休むことまで強制するみたいでごめんね。たくさん休んでリゾートで骨休みをしてリフレッシュしてきてね」
されど、すれ違いざまにこう思う。社員(フッ、リゾートとは笑止千万。リフレッシュとはウンコ千万。この強制収容所みたいな会社から脱出できるわけないだろイライラ)。僕(オメー、作り笑いできてないって。イライラぶりが口内炎になって出とうって。寂寥感のある薄ら笑いやめんか!)
このようにわが社においては、長期休暇のあり方をめぐって労使の激しいせめぎあいが展開されているのである。
そんな絵に描いた餅的な「長期休暇をとってもいいよ♪」制度だが、たまには活用する社員もいる。その女性社員は、テキトーな僕のリップサービスを耳にすると、我が権利得たりとばかりに興奮し、自由よ、愛しき自由よと「ラ・マルセイエーズ」を口ずさみながら毎年のように世界の辺境地に出かけていく。
先月は、観光客が1年間に数人しか訪れないような、「地球の歩き方」にも載らない密林生い茂る孤島に行く・・・と言って日本を発ったわけである。
それなりの責任あるポストにある社員である。彼女の穴を埋めるために、残されたスタッフの仕事はたいへんな量になった。「彼女にステキな休暇を過ごしてもらうために、私たちでちゃんとカバーしなきゃね!」とけなげで献身的な声をかけあいつつ、心では(あのクソ女〜、1年でいちばん忙しい時期に何考えとんじゃー死ねや!)とも思いながら黙々と残された業務を引き継ぎ、彼女の帰国を待ったのだ。
そして、およそ1カ月がたった。真っ黒に顔面を日焼けし帰ってきたその女は、こともあろうに僕およびスタッフたちの前でとんでもないセリフを吐いたのである。
「あのう・・・会社を辞めてもいいですか?」
僕はキレましたね。久しぶりにキレた。手に持ったフリスクの箱を顔面めがけて投げつけた。しかしフリスクは大きく外れ、事務所の壁にあたって大破し、そのツブツブがプリンターやらパソコンの排気口に入ってしまい大変なことになった。そのフリスクが・・・まあフリスクの話はこのへんにしておいて、退社理由を尋ねないわけにはいくまい。すると彼女はこう説明した。
「あの島に私が足を踏み入れたのは運命です。私は、あの島で生きていきたいんです! あの島の人びとに喜びと感動を与える仕事をしたい!」。と、立派な夢をとうとうと述べる彼女であった。
しかし僕はその時点で知っていたのである。会社の画像サーバーに、彼女が旅先で撮った写真がすべて保存されていることを。そして愚かにも、そこには地元の美青年との出会いから別れまでのラブラブ写真が大量に写し出されていることを! 要するに彼女は未知なる南洋の孤島で、日本の男など足下におよばぬ慈愛に満ちた、美しい褐色の肌を持つ男と恋に落ち、そして彼が生まれ育った楽園たる島に移住をしたいと願っているわけである。
困ったものである。社員をやる気にさせるために作った休暇制度を利用して、恋にうつつを抜かすのみならず仕事をほっぽりだして海外移住を計画するとは・・・。休暇の意味がまったくないではないか。
だがしかし、発想を変えてみるのはどうか。生涯に一度あるかないかという運命の出会いは、この休暇制度がなければ生じ得なかった。人生を変えてしまうほどの激しく切ない恋愛のきっかけを提供したのだとしたら、大いなる意義があったと言えるのではないか。
わかった! 君の南洋恋物語を会社をあげてバックアップしようではないか! さっそく年末にはもう一度会いに行きなさい! 仕事中の彼とのメールもOKだ! ただし業務報告として全社員に転送してくれたまえ! 早くエステに通いなさい! 脱毛は完璧かい? 再び出会う2カ月後のために、その美しさにさらなる磨きをかけておきなさい!
・・・てな感じで経営者として完璧な仕事を僕はこなした。いまや企業経営とは、若者の雇用の場をつくり出すだけではなく、人生全般のサポートをするのが務めなのだ。
□
職場ってヤツは、人の人生にたいへん大きな影響を与える。太陽が昇って沈むまでの大半の時間を、人は職場で過ごす。そして、20歳から働きはじめれば60歳まで40年。あるいは定年延長で45年。特別な大企業じゃないかぎり、中小の事業所なら夏休みや盆休みはほんの数日与えられるだけだ。法律で有給休暇数が定められても消化しきれないのが現実。そうやって休みなく40年、45年ひたすら働き続けるのが日本人。それは美しい姿だけれど、これから社会に出て働く世代は、こんな滅私奉公な働き方はできないと思う。
ドイツやスウェーデンの労働者は、年間に4週間から6週間ほどの休暇をとる。特にスカンジナビア諸国では、夏場の1カ月間は大半の企業や工場が操業停止となり、皆がサマーホリデーに入る。経営側も、生産が完全ストップするのを前提に経営計画を立てる。すいぶんのんびりとしたお国柄のようだが、ドイツやスウェーデンが生産する商品のグレードの高さ、国際競争力の強さは説明の必要もない。つまり「たくさん休んでも、いいものづくりはできる」は証明されている。
長い間ギモンに思っていることがある。企業は人を1年中拘束できるほどのエラい立場にあるのか?ということである。僕は会社をマネジメントする立場にあり、何十人かの働いてくれる人に労働を求めている。出勤することを義務づけ、こなすべき仕事や目標を作ってもらい、成果を求めている。成果がなければ、給料が払えない。だから、集団としての能力がベストの状態になるように考える。それが経営の最も重要な仕事だ。裏返せば、要するに集団をベストに導いておれさえすれば、個々の行動を制約・束縛する必要などないのである。
絶対王政の時代ならいざ知らず、中世農奴制の時代もはるか遠く、今は人間が人間を統治する仕組みはすべて解明されているのだ。そして、どんな立場の人も、為政者や統治側の考え方を知ることができる。国家、自治体、企業、学校、政党、投資家、労組、宗教法人・・・。だから働く人が、正当な理由もなく自分以外の人間に、無防備に拘束される時代は終わっているのだ。資本主義の幼年期には、労働から派生した余剰価値は利潤を生み、資本家はしごく簡単に上前をはねることができた。しかしこれからの100年、大衆の知が成熟の度を強めればピンハネは容易ではなくなる。
企業はニンゲンが作ったモノである。資本を持つ者がカネを投じて作ったモノである。紙きれにハンコを押して法務局に届けを出せば、企業のいっちょうできあがりである。その程度の存在である。給与を支払う側の人間が、受け取る側の人間の人生の多くの歳月をフィックスできるはずないのである・・・本来は。
ぼくは、その人固有の「やりたいこと」を阻害しない会社を作りたい。仕事と「やりたいこと」が完全に一致している人は、まあよいだろう。しかし、そんな人はなかなかいないと思う。お金儲けにもならない、他人にも認められない、しかし自分は「これやりたい」ってことがあると思う。決死の覚悟で辞表を書いたりしなくても、職場でマジメに働き続けながら「やりたいこと」ができる仕組みを作りたい。
たとえば3年働いたら1年は好きなことをやっていいとか。あるいは1年のうち10カ月働いたら、2カ月は好きなことやっていいとか。その間、無収入になったら生活できないので、最低限の生活保障を企業がするとか。それくらいの制度がフツーにあったらいいのになあと思う。働くときは全速力で働き、働かないときは趣味に没頭したり、店をはじめたり、大学に入学し直したりする。あるいは、子育てをしたり、世界を旅したり、膨らんだおなかをシェイプアップする。そういうことがフツーにできないものか。財務に余裕のある一流企業ならそうゆう制度は作れそうだが、僕らのような小さな会社でも、やる気になればできるんじゃないか。そんな理想とする会社をあと少しで作れそうな気がするのである。
さて冒頭に登場した女性社員について。僕は彼女を「恋のために1年間仕事を休んだ強者」という生ける伝説とするために、次なる場あたり的制度を構築中である。その名も「フーテン社員制度」。1年間出勤せず別のことをしていても職場復帰できて、休暇中の生活保障もするという仕組みだ。もちろん帰ってきたら休み中に支払った俸禄分はきれいに稼いで返していただくという場あたり的な約束もするんだけど。
2007年10月26日
美しい紅葉を愛でる、潮風にのって海沿いをドライブ、はるばる行きたい激ウマグルメ、ジャズを聴きながら過ごす秋の夜長、続々オープン!鳴門うどん、アレを売っている自販機の謎…思い立ったらすぐ出発できるマップが大集合!
☆特集2☆ 旨いトコだけ!うわさの晩ごはん
今日も1日お疲れさま!の1杯が飲みたい「マチガイナイ」居酒屋さんを総力取材。絶品グルメとみんなの笑顔を堪能しつつ、今宵も心地よく酔いましょか。
2007年10月17日
徳島でいちばんかわいい女子高生を見つけるプロジェクト、「ミスグラ」こと「ミス制服グランプリ2007」。今年5月からスタートしたタウトク名物企画もいよいよ大詰め。そんな話題のミスグラがついに誌面を飛び出しちゃいました!10月17日(水)〜11月4日(日)まで、アミコ1階にてパネル展示してるんです♪人気投票も募集中。件名に「この子こそミスグラにふさわしい!」という子の名前のフルネームを書いてmiss@tautoku.jpまでメールしてね。QRコードを読み込むと簡単だよ。ただし、あらゆる組織票(同アドレスから短時間に大量投票など)は無効となりますのでご注意を。
2007年10月16日
文=坂東良晃(タウトク編集人)
あらゆることが面倒くさい。できることなら何もしたくないが、何もしないのも面倒くさい。平均的な市民として生きていくためには、アレコレしなくてはならない手続きがある。それならば最小限の労力で、最大限の成果を生み出せばいい。
あらゆることが面倒くさい。できることなら何もしたくないが、何もしないのも面倒くさい。平均的な市民として生きていくためには、アレコレしなくてはならない手続きがある。それならば最小限の労力で、最大限の成果を生み出せばいい。
食べる手間を最小限にする方法。
できるだけ食べないというのが理想である。食べなければ、消費もせず、洗い物も出さず、ウンコもでないから便所で水洗を使わなくてもよい。事実ぼくは1日1食か、3日で2食くらいしか食べていない。
だが悲しいかな、生きている限りまったく食べないというわけにもいけない。そこで、極限まで手間のかからない食事方法をたしなんでいる。食事は座って食べるから時間がかかるのである。立って食べればまず1分以内に終わるのだ。立ち飲み、立ち食いは日本の文化でもある。首都東京ではサラリーマンが1分1秒を惜しんで立ち食いそばでカロリー補給をしている。あるいはアフター5の「ワンカップ立ち飲み屋さん」にはOLが群れ、先端のグルメカルチャーなどともてはやされたりもする。
だからぼくは、自宅での食事は台所の流しの前で立ったまま食べる。お皿をたくさん使うと洗い物や片付けが面倒だから、1枚の皿にすべてのおかずを盛る。決してガサツではない。インドネシアでは、ごはんに惣菜をたくさん盛りつけたものが「ナシチャンプルー」と呼ばれ、国民的料理として庶民に愛されている。
だが1枚の皿とはいえ洗い物をするのは面倒である。そんなときは、炊飯ジャーのごはんに直接おかずをのせて食べればよいのだ。保温が効いたままのジャーごはんは温かく、食事中も冷めないという利点がある。あるいは炒め物なら、1枚のフライパンですべてを完結させる。まず1品目から調理をはじめ7割ほど仕上がったら隅に寄せていく。空いたスペースで新たな食材を炒める。こうやって時間差で数種のおかずを完成させ、最後に白飯をぶっかけ、フライパンから直接食べるのだ。
こうやって他品目のメニューを無駄なくつつがなく食べているわけだが、本来食事とは白飯プラス一汁一菜でよいと考える。この豊食の時代にひもじいと思われるかも知れないが、江戸時代以前の日本人は大根汁に麦粥やひえ飯がご馳走だったのであり、労働による消耗が明らかに江戸の農民より少ない現代人であるぼくの体が、それ以上に豪華な食事を必要とする理由がない。
落語の下りにもよく登場する「隣長屋から流れてくる匂いをおかずにメシを食えばいい」も悪くないと思い、蒲焼きの匂いをかぎながらごはんオンリーで食事をする実験をしたことがあるが、どうも満たされない気分に陥り失敗した。
総合的に判断して、炊飯ジャーの白飯にカツオブシや漬け物を乗せたものが理想的な晩菜である。調理時間10秒、食事30秒、洗い物ゼロである。
つぎに入浴について語りたい。ぼくは他人に風呂に入るようなまっとうな生活を送っていないと思われがちだが、実は風呂好きである。1日に3回は水浴びをする。朝のトレーニングの後、夜のトレーニングの後、そして寝る前である。こう書くと1日中遊んでいるようだが、これ以外の時間はずっと仕事をしているので問題はなかろう。
風呂場では、頭→身体→腕→脚などといちいち順番に洗うのは面倒くさいので、全身を同時に洗う。シャンプーをドバドバ髪の毛にふりかけ、3度ほど手でかき回したらシャワーで流す。その際に身体を伝って流れるシャンプーの成分で全身を洗う。タオルは使わず手のひらでこするだけだ。タオルをしぼったり乾かしたりするのが面倒だからだ。さらには、風呂場を流れるシャンプー廃水を使って床をゴシゴシ掃除する。毎日こすることによって床のぬめり気を取り、カビの発生を防ぐ。服を脱いでから所用1分でこれら作業を終える。
手を抜きすぎて不潔だなんて思わないでいただきたい。世界の幾多の民族のうち、毎日風呂に入ったりシャワーを浴びたりする人たちが何割いるというのか。おそらく30%もいないだろう。そもそも「湯船」という装置が家庭の浴場に存在し、そこに湯をためて浸かる・・・なんて特種な習慣のある民族は、日本人と欧米のブルジョア階級以外にどれほどいるというのか? いたら教えてほしい。アジア中央部の乾燥地帯に住む人びとは、一生に2度しか身体を洗わないという。産まれたときに身体を洗ううぶ湯と、死んだときに身を清める水だけだ。ぼくが長く旅したアフリカ中央部にももちろん風呂などはなく、バスタイムといえば堰き止めた川に飛び込むだけだ。それが世界の標準と考えれば1日3回、1分ずつと言えど身体を洗う行為は潔癖性にも近い。これは無精とは言えないかもしれないな。
さてぼくが最も嫌いな作業、着替えについて説明しよう。そもそもぼくは「服」という装置というか記号がニガ手である。どんな服も自分に似合っていると実感できず、気候とか流行とかTPOに合わせて服を選ぶのも無益な気がして身が入らない。「人は見た目が9割」とは言われるが、ハナから自分の印象など9割方悪いものだと決めているから気楽だ。
できることなら1年中服のない生活・・・ハダカで暮らしたいと思っており、ぶじ年金をいただける年頃まで生きておれば、1カ月5000円もあれば贅沢に暮らせて朝から晩までハダカでいられる南の島に移り住みたいと考えている。しかしわが国の企業人にとってハダカに市民権はない。仕方なく服を着ることにしているが、その労力は極限までカットしたいものである。
話は横道に逸れるが、頼りない自民党政権で唯一すてきな政策を打ち立てたのがクールビズである。
日本のような湿気ムンムンな国で、長袖シャツにネクタイを締め、ジャケットを羽織るのが企業人の正装だなんてムチャである。スーツにしろネクタイにしろ起源をたどれば欧州の軍服に行き着く。あるいは現在のフォーマルスタイルの原型を生み出したのは、北海道並みの緯度にあって湿度も気温も低い英仏である。
日本人は、わが邦の気候風土に合った羽織ハカマが長らく正装だったはずだ。維新の後に「散髪脱刀令」が布告され、身分制度の象徴たるチョンマゲを切り落としザンギリ頭を叩いて文明開化を実感したのは悪いことではない。しかし同時にネクタイや革靴といった西欧文化を導入したのはいただけない。湿った国で革靴などはくから、白癬菌つまり水虫菌が国家的風土病へと立身出世するハメに陥ったのだ。自民党が半袖シャツやノーネクタイを推奨したおかけで、憎むべき着替えの手間が半分になったのはありがたい。一方で民主党の西岡武夫が参院でネクタイ着用を義務づけようとしたが、賛同する者も現れず提案を撤回した。何でも反対すればいいってもんじゃない、よい気味である。
横道に逸れすぎたようだ。ぼくの着替え方法を説明しよう。これは「洗濯をする→物干し竿に干す→洗濯物を取り込む→アイロンを掛ける→服をたたむ→タンスに収納する→タンスから取り出す→服を着る」という一連の流れを革命的にショートカットする方法である。ぼくは次の段取りしか踏まない。「洗濯をする→物干し竿に干す→服を着る」。つまり、着替えはすべて物干し台(ベランダ)で行うのである。女性には難しい行為だろうが、男だから恥ずかしくもなんともない。フリチンを恥ずかしがるようでは日本男児とは言えぬ。もちろん着衣作業をすばやく混乱なく進行させるために、洗濯物を干す段階で、パンツ、つくした、シャツ、ズボンなどと、種別に分類して干しておくのである。シャツは、できるだけシワにならないようにパンパンと伸ばしておく。形質安定シャツをハンガーに吊しておけば、アイロンが必要なほどのシワは入らない。
これなら着替えにかける時間は1分程度ですむ。いったんタンスに取り込まないから、直射日光にさらされた服はパリッと乾燥している。そして、洗濯物を取り込みアイロンを掛け服をたたんでタンスに丁寧に入れるという、紳士淑女が30分以上かかる作業をいっさい行わなくてよい。こりゃ最高だ。
こんな風に生活のあらゆるシーンにおいて、無精道を突き進んでいる。
便所では、歯を磨きながらウンコをし、ゲーテ格言集を読みながら、思いついたアイデアを白スペースにメモする。ゲーテ以上に便所に合う思想家を知らない。
ハナクソは少しずつとらず、鼻の穴に濡れタオルをつっこんでグリグリまわし、まとめて1週間分とっておく。
おにぎりは、握ったものをお皿に並べず、握った瞬間に食べる。
寝返りを打ったときに枕を移動させるのが面倒くさいから、どの位置に寝返りを打ってもいいように、枕を10個ほど布団のまわりに並べておく。
酒をちびちび飲んで酔っぱらうのを待つのは時間のムダだから、10キロ走ったあとに凍らせたウォッカを瓶のままラッパ飲みする。3分で酔っぱらう。無粋ではない。シベリア鉄道を旅したときロシア人たちはそうやって晩酌を楽しんでいた。
1時間の作業を1分に濃縮して時間を余らせても、趣味を謳歌する素養もなく、花宴を愉しむ粋も知らぬ。もめごとを鎮める才もなく、世界から地雷を撤去することもできぬ。人さま並みにこなせることは何もなく、本をつくる以外にやることはなく、やれることもない。人生をしごく単純に構成するために、よぶんなゼイ肉をガリガリ削るように毎日を無精に生きる。
できるだけ食べないというのが理想である。食べなければ、消費もせず、洗い物も出さず、ウンコもでないから便所で水洗を使わなくてもよい。事実ぼくは1日1食か、3日で2食くらいしか食べていない。
だが悲しいかな、生きている限りまったく食べないというわけにもいけない。そこで、極限まで手間のかからない食事方法をたしなんでいる。食事は座って食べるから時間がかかるのである。立って食べればまず1分以内に終わるのだ。立ち飲み、立ち食いは日本の文化でもある。首都東京ではサラリーマンが1分1秒を惜しんで立ち食いそばでカロリー補給をしている。あるいはアフター5の「ワンカップ立ち飲み屋さん」にはOLが群れ、先端のグルメカルチャーなどともてはやされたりもする。
だからぼくは、自宅での食事は台所の流しの前で立ったまま食べる。お皿をたくさん使うと洗い物や片付けが面倒だから、1枚の皿にすべてのおかずを盛る。決してガサツではない。インドネシアでは、ごはんに惣菜をたくさん盛りつけたものが「ナシチャンプルー」と呼ばれ、国民的料理として庶民に愛されている。
だが1枚の皿とはいえ洗い物をするのは面倒である。そんなときは、炊飯ジャーのごはんに直接おかずをのせて食べればよいのだ。保温が効いたままのジャーごはんは温かく、食事中も冷めないという利点がある。あるいは炒め物なら、1枚のフライパンですべてを完結させる。まず1品目から調理をはじめ7割ほど仕上がったら隅に寄せていく。空いたスペースで新たな食材を炒める。こうやって時間差で数種のおかずを完成させ、最後に白飯をぶっかけ、フライパンから直接食べるのだ。
こうやって他品目のメニューを無駄なくつつがなく食べているわけだが、本来食事とは白飯プラス一汁一菜でよいと考える。この豊食の時代にひもじいと思われるかも知れないが、江戸時代以前の日本人は大根汁に麦粥やひえ飯がご馳走だったのであり、労働による消耗が明らかに江戸の農民より少ない現代人であるぼくの体が、それ以上に豪華な食事を必要とする理由がない。
落語の下りにもよく登場する「隣長屋から流れてくる匂いをおかずにメシを食えばいい」も悪くないと思い、蒲焼きの匂いをかぎながらごはんオンリーで食事をする実験をしたことがあるが、どうも満たされない気分に陥り失敗した。
総合的に判断して、炊飯ジャーの白飯にカツオブシや漬け物を乗せたものが理想的な晩菜である。調理時間10秒、食事30秒、洗い物ゼロである。
つぎに入浴について語りたい。ぼくは他人に風呂に入るようなまっとうな生活を送っていないと思われがちだが、実は風呂好きである。1日に3回は水浴びをする。朝のトレーニングの後、夜のトレーニングの後、そして寝る前である。こう書くと1日中遊んでいるようだが、これ以外の時間はずっと仕事をしているので問題はなかろう。
風呂場では、頭→身体→腕→脚などといちいち順番に洗うのは面倒くさいので、全身を同時に洗う。シャンプーをドバドバ髪の毛にふりかけ、3度ほど手でかき回したらシャワーで流す。その際に身体を伝って流れるシャンプーの成分で全身を洗う。タオルは使わず手のひらでこするだけだ。タオルをしぼったり乾かしたりするのが面倒だからだ。さらには、風呂場を流れるシャンプー廃水を使って床をゴシゴシ掃除する。毎日こすることによって床のぬめり気を取り、カビの発生を防ぐ。服を脱いでから所用1分でこれら作業を終える。
手を抜きすぎて不潔だなんて思わないでいただきたい。世界の幾多の民族のうち、毎日風呂に入ったりシャワーを浴びたりする人たちが何割いるというのか。おそらく30%もいないだろう。そもそも「湯船」という装置が家庭の浴場に存在し、そこに湯をためて浸かる・・・なんて特種な習慣のある民族は、日本人と欧米のブルジョア階級以外にどれほどいるというのか? いたら教えてほしい。アジア中央部の乾燥地帯に住む人びとは、一生に2度しか身体を洗わないという。産まれたときに身体を洗ううぶ湯と、死んだときに身を清める水だけだ。ぼくが長く旅したアフリカ中央部にももちろん風呂などはなく、バスタイムといえば堰き止めた川に飛び込むだけだ。それが世界の標準と考えれば1日3回、1分ずつと言えど身体を洗う行為は潔癖性にも近い。これは無精とは言えないかもしれないな。
さてぼくが最も嫌いな作業、着替えについて説明しよう。そもそもぼくは「服」という装置というか記号がニガ手である。どんな服も自分に似合っていると実感できず、気候とか流行とかTPOに合わせて服を選ぶのも無益な気がして身が入らない。「人は見た目が9割」とは言われるが、ハナから自分の印象など9割方悪いものだと決めているから気楽だ。
できることなら1年中服のない生活・・・ハダカで暮らしたいと思っており、ぶじ年金をいただける年頃まで生きておれば、1カ月5000円もあれば贅沢に暮らせて朝から晩までハダカでいられる南の島に移り住みたいと考えている。しかしわが国の企業人にとってハダカに市民権はない。仕方なく服を着ることにしているが、その労力は極限までカットしたいものである。
話は横道に逸れるが、頼りない自民党政権で唯一すてきな政策を打ち立てたのがクールビズである。
日本のような湿気ムンムンな国で、長袖シャツにネクタイを締め、ジャケットを羽織るのが企業人の正装だなんてムチャである。スーツにしろネクタイにしろ起源をたどれば欧州の軍服に行き着く。あるいは現在のフォーマルスタイルの原型を生み出したのは、北海道並みの緯度にあって湿度も気温も低い英仏である。
日本人は、わが邦の気候風土に合った羽織ハカマが長らく正装だったはずだ。維新の後に「散髪脱刀令」が布告され、身分制度の象徴たるチョンマゲを切り落としザンギリ頭を叩いて文明開化を実感したのは悪いことではない。しかし同時にネクタイや革靴といった西欧文化を導入したのはいただけない。湿った国で革靴などはくから、白癬菌つまり水虫菌が国家的風土病へと立身出世するハメに陥ったのだ。自民党が半袖シャツやノーネクタイを推奨したおかけで、憎むべき着替えの手間が半分になったのはありがたい。一方で民主党の西岡武夫が参院でネクタイ着用を義務づけようとしたが、賛同する者も現れず提案を撤回した。何でも反対すればいいってもんじゃない、よい気味である。
横道に逸れすぎたようだ。ぼくの着替え方法を説明しよう。これは「洗濯をする→物干し竿に干す→洗濯物を取り込む→アイロンを掛ける→服をたたむ→タンスに収納する→タンスから取り出す→服を着る」という一連の流れを革命的にショートカットする方法である。ぼくは次の段取りしか踏まない。「洗濯をする→物干し竿に干す→服を着る」。つまり、着替えはすべて物干し台(ベランダ)で行うのである。女性には難しい行為だろうが、男だから恥ずかしくもなんともない。フリチンを恥ずかしがるようでは日本男児とは言えぬ。もちろん着衣作業をすばやく混乱なく進行させるために、洗濯物を干す段階で、パンツ、つくした、シャツ、ズボンなどと、種別に分類して干しておくのである。シャツは、できるだけシワにならないようにパンパンと伸ばしておく。形質安定シャツをハンガーに吊しておけば、アイロンが必要なほどのシワは入らない。
これなら着替えにかける時間は1分程度ですむ。いったんタンスに取り込まないから、直射日光にさらされた服はパリッと乾燥している。そして、洗濯物を取り込みアイロンを掛け服をたたんでタンスに丁寧に入れるという、紳士淑女が30分以上かかる作業をいっさい行わなくてよい。こりゃ最高だ。
こんな風に生活のあらゆるシーンにおいて、無精道を突き進んでいる。
便所では、歯を磨きながらウンコをし、ゲーテ格言集を読みながら、思いついたアイデアを白スペースにメモする。ゲーテ以上に便所に合う思想家を知らない。
ハナクソは少しずつとらず、鼻の穴に濡れタオルをつっこんでグリグリまわし、まとめて1週間分とっておく。
おにぎりは、握ったものをお皿に並べず、握った瞬間に食べる。
寝返りを打ったときに枕を移動させるのが面倒くさいから、どの位置に寝返りを打ってもいいように、枕を10個ほど布団のまわりに並べておく。
酒をちびちび飲んで酔っぱらうのを待つのは時間のムダだから、10キロ走ったあとに凍らせたウォッカを瓶のままラッパ飲みする。3分で酔っぱらう。無粋ではない。シベリア鉄道を旅したときロシア人たちはそうやって晩酌を楽しんでいた。
1時間の作業を1分に濃縮して時間を余らせても、趣味を謳歌する素養もなく、花宴を愉しむ粋も知らぬ。もめごとを鎮める才もなく、世界から地雷を撤去することもできぬ。人さま並みにこなせることは何もなく、本をつくる以外にやることはなく、やれることもない。人生をしごく単純に構成するために、よぶんなゼイ肉をガリガリ削るように毎日を無精に生きる。
2007年10月15日
見た瞬間、口に入れた瞬間…あ〜幸せ。と心から思える「幸せメニュー」たち。
最近ウワサのあの新店から大人気老舗店まで「こんなんあったんじゃ!」的、最新ごちそうニュースをお届けします。
休みの日にどこか遠出したい。しかも今まで行ったことがない場所へ…!
そう思ったら…
2007年10月04日
巻頭特集は、「さららひと技グランプリ ザ・ベストテン!」。さらら読者から寄せられた家事アイデアから10人の方にグランプリを決定しました。おいしいおにぎりの作り方、5分でできるうまうまレシピ、アイロンがけを省く方法、使用済み牛乳パックの再利用法など、10テーマに寄せられた、きらりとひかるアイデアたち。
今すぐ参考にしたい内容ばかりです!
2007年10月03日
月刊タウン情報トクシマ9月号 実売部数報告です。
タウン情報トクシマ9月号の売部数は、
11416部でした。
詳しくは、上部に表記してある画像をクリックしてください。
メディコムでは、自社制作している
「月刊タウン情報トクシマ」「月刊タウン情報CU*」「結婚しちゃお!」
の実売部数を発表しております。
月刊タウン情報CU*9月号 実売部数報告です。
タウン情報CU*9月号の売部数は、
7692部でした。
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「月刊タウン情報CU*」「月刊タウン情報トクシマ」「結婚しちゃお!」
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2007年09月28日
オムライス、ビーフシチュー、ハンバーグ、グラタン、コロッケ、ハヤシライス…徳島の人気の一品、そのおいしさのヒミツを探ります!
☆特集2☆ 秋の徳島まる遊び
秋といえば食欲の秋!芸術の秋!
秋まつりや花火、とれたての山の幸、評判のいい朝市・新鮮市、秋の新作スウィーツ、秋の味覚狩り、サンマに太刀魚をはじめ旬の魚、文庫本を持って乗る列車の旅などなど、徳島の秋を思いっきり楽しんじゃおう!